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極私的俳句論   その17  俳句要諦集

作者: 舜風人

第1条


四季折々の風景や動植物(人間も含む)にあなたの素直な思いを仮託しよう。






第2条


俳句とは一期一会の誰かへの「贈る言葉」でもある。






第3条


俳句の解釈に定則はない。(どう解釈しようと自由だ)


その理由、たった17文字で全宇宙を表現しているのだから、無限の解釈があって当然。







第4条


俳句は、気の利いた警句や、名文句・名セリフではない。








第5条


分かりやすい句を目指す。といって幼稚な、凡庸な句ではだめ。

大いなる平凡、無作為の作為、ということだ、


難語を振り回したり・奇語を連ねたり・奇想俳句・突拍子もない表現に溺れたらおしまい。







第6条


あくまでも俳句は日本的な原風景にこだわるべきだ。


最近、ゴビ砂漠がどうしたとか、

   ベネチアのガラスがどうしたとか


そういう外国俳句?をよく見かけるが、あれは邪道だ。








第7条


俳句バカになるな。


俳句しかできない、、俳句のエライ宗匠先生になったらおしまいだ。







第8条


類句・類想句を過度に恐れるな。


というのは、、そもそも、たった17文字ですから、どうしても類句だらけになってしまうんですよ。

人間だれしもおんなじような発想で句作するからね。

そこを乗り越えて、独自の俳句世界を構築するか、それがまあ最終目標でしょうね。







第9条


不易流行は俳句の黄金ルール。


俳句の歴史的な立脚地にしっかり立って、そこから、新味も獲り込めた俳句を作ること、





第10条


季語。575のお約束は外せないでしょう。


だってこれを取り払ったら、俳句じゃないものね。

自由律俳句があるじゃないかって。

うーん、でも、今、自由律ってそんなに流行して?もてはやされてますか?

ここはやっぱり伝統俳句でしょ?








結論




俳句の心は大和心のひたぶるなる発露である。


だから外人には永久に作れないし、分かりもしない。


今世界で流行ってるという


「HAIKU」なるものは、しょせん形だけをマネた単なる一行詩でしかない。


あれはあくまでも、英語で一行で書いただけの西洋的なポエムですよ。


あんなもの俳句じゃないよ。



『大和なる詩の神の催いするその心根は敷島の御魂』













お知らせ


私の作品で、、続き物、連作、シリーズものを、すべてお読みになりたい場合には、「小説家になろう」サイトのトップページにある「小説検索」の欄に、読みたい連作シリーズ作品群の「共通タイトル名」を入力して検索すれば、全作品が表示されますので、たやすくお読みになれます。




































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