序幕:始まり
用語解説
交霊士
霊と譲れない思いを誓い、使い魔として対等な使役する人々。
霊子
霊が存在するにあたり、名付けられた霊を構成するために必要なもの。
霊子法
使い魔の特性と、自分の実力にあった力を発揮する、交霊士が使用出来る力。
霊具
霊子法を扱うために使用する、交霊士に必須なアイテム。
契約してすぐ、購入などして身に付ける必要がある。
育成校
交霊士を育成するための高校。
一般の勉学と、霊子法について学ぶための学校。
昔々、日本に聖なる力を持つ者たちが攻めてきました。
その者たちは神話、聖書に語り継がれる英雄でした。
力は強く、なすすべも無く、人々は死んでいきました。
そんな中、三人の正義の味方が現れたのです。
三人は何よりも強く、誰よりも優しく、自分達の信念を貫き通しました。
三人の正義の味方は、英雄達と激しい戦いをしました。
何年にも渡る戦いを終え、無事に全ての英雄達を倒した彼らは崇められ、奉られ、褒め称えられました。
その三人の正義の味方は、自分達に異能の力を授ける、使い魔という存在の力を借りて、日本を救ったのです。
そして、いつまでも、いつまでも、いつまでも日本に平和が訪れるように、願いました。
『1000年先も、2000年先も、3000先も、何年先も、ずっと平和で明るい世界になりますように』
---時は流れ、西暦40XX年、4月7日。
普通の高校生が、正義の味方と変わる物語が始まった。
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