動物図鑑 ~カンガルー~
この話はフィクションです。実際の人物、団体、宗教とは何ら関係を持ち合わせておりません。実際に使用されたのちに被害にあわれた方などの保障も当社は責任を持つ子ができません。~邪動物図鑑はしがき抜粋~
カンガルーとは学名『Macropodidae』。分類は動物界、脊索動物門、脊椎動物亜門、哺乳綱、有袋上目、カンガルー目、カンガルー形亜目、カンガルー上科、カンガルー科。種類によって様々な毛色があるが、そのカンガルーの年齢や季節によって色が変化する。有袋科というだけあって袋を持っており、困ったときや有事の時など、中に入っている道具を頻繁に取り出して試行錯誤をする姿を見ることが出来るが、動物園にいるカンガルーではこれらの行動を見ることが出来ず、専ら雑誌類などの娯楽関係の物品が九割を占めている。羽津動物園のカンガルーでは他のカンガルーが袋を開けようとするとグローブが飛び出てくると言うびっくりボックス仕様になっている等、他のカンガルーとは違って警戒心が強いとのことである。
「まま~、この動物図鑑に載ってるカンガルーってすごいね~」
「へぇ、それはよかったわねぇ」
カンガルーのおなかの中には何が詰まっているか、その答えを探すべく、私は単身カンガルーのいるといわれている南極へと足を運んだが、そこは想像を絶するような寒さが待っているだけだった。風が吹くだけで身を切るような思いをし、このような極寒の地にカンガルーがいるのかと疑問に思っていたのだが調査から三日たった風邪の少し弱い日、私はとうとう探していたカンガルーに出会うことができた。この寒さに耐えることができるのかと思っていたのだが………メスは自分のおなかの中に手を突っ込んでおり、どうやらカイロで寒さを耐え忍んでいる。オスはシャドーボクシングなどをしており、その近くではチャンピオンベルトと思われるものを腰に巻いたカンガルーと別のカンガルーが戦っていた。なるほど、彼らはこうやってこの極寒の地で生き残ってきたのか、私はこのような調査をおこうなうことが出来て心の底からうれしく思った。




