プリ桶マン 歌姫超人始祖(プリンセッション・オリジン)編
みなさん、アニメ『プリンセッション・オーケストラ』を見てますか?
ちなみに私は、見れない日もありますが、ようつべなどを使ってなんとか全話を視聴中です。
ちなみに知らない方のために簡単に説明するとプリンセッション・オーケストラとは、かつて大ヒットしたオリジナルアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』の原作者が企画したニチアサの戦闘美少女アニメであり、シンフォギアが主にシュメール神話を基にして制作されたのに対し、プリンセッション・オーケストラは『不思議の国のアリス』を基にして制作されたアニメです。
物語の舞台は主に『アリスピア』と呼ばれるファンタジー異世界で、そこは女の子だけが来訪でき、なりたい自分を叶える事ができる不思議な世界。
しかしそんなアリスピアには、謎が多く。
そんな謎の一つである怪物『ジャマオック』がたびたび出現し、女の子を襲うという事件が発生したり、来訪する女の子の内の数人――主人公達が、それらに対抗しうる謎の存在『プリンセス』への覚醒をしたり、さらに『ジャマオック』を使役する、おそらく物語の根幹に関わる存在が登場したり……とにかくアクションや歌や謎が多いアニメであります。
さて今回はそんなプリンセッション・オーケストラ、略してプリオケについてのエッセイです。
なんとか後半戦に突入した本作なんですが、当初の敵の『バンド・スナッチ』や彼らのボスである『赤の女王』との総力戦の舞台となった場所とか、彼らの発言、さらには本作が、戦姫絶唱シンフォギアシリーズの精神的続編と言っていい作品である事などを考慮した結果、魔法少女アニメの歴史を変えた、かの伝説の魔法少女アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』とも違う……どっちかといえば『キン肉マン』が活躍している宇宙のように、残酷な世界観である可能性を思いついたため、せっかくなのでエッセイとして形にしようと思いこうして書いてます。
なお予想であるため、はずれる可能性は充分にありますのでご了承ください。
※
まず初めに。
作中の舞台であるアリスピアは滅亡しかけてます。
いきなり物騒な発言で申し訳ないのですが、これについては証拠があります。
赤の女王との最終決戦の舞台が、世紀末な場所である事です。
アリスピアには先住民であるアリスピアンがそれなりにいて。
そして、彼らが住んでいる場所や建物はしっかりしてるのに、なぜ世紀末な場所があるのか。
彼らは最初、より遠い場所に住めるほど多かったんじゃないでしょうか。
だけどなんらかの原因――まだ仮説の段階にある原因で少なくなり、それに伴い生活圏を縮小せざるをえなくなり、さらには数が少なくなったため、手が足りなくなり復興できず……現在に至るのではないでしょうか。
そしてアリスピアがそんな状況になった原因は。
アリスピアに満ちるエネルギーである、ミューチカラの量や質の低下ではないかと私は考えています。
そもそもアリスピアは起源不明の世界であり。
そしてなぜか私達が生きる現実世界との繋がりがあり、しかも女の子しか行く事ができない謎すぎる世界です。
ですがそれらには必ず繋がりがあるハズです。
そしてその繋がりとは何か。
それこそアリスピアに満ちるミューチカラだと私は考えます。
※
そもそもミューチカラとは何か。
アリスピアに行ける女の子が出していて、さらにはアリスピア中に満ちてるエネルギーという事しか分かってないモノです。
正直、漫画『ディーグレイマン』のイノセンス並みに怪しげなエネルギーです。
ですが私はプリオケを見る内に、こう考えるようになりました。
そもそもアリスピアはミューチカラによって構成されてるのではないかと。
つまりアリスピアはどこかの世界――我々の世界の女の子のようにミューチカラを出せる存在のいる世界から放出された、ミューチカラの余剰エネルギーによって生まれた世界であり、その世界の先住民であるアリスピアンもまたミューチカラでできており、それ故にアリスピアンは女の子達の来訪を歓迎していると。
しかし、しょせんは人が出すエネルギー。
いつまでも不変の量や質を出せるとは限りません。
さらにいえばアリスピアが、常にミューチカラが女の子達から放出されなければ荒廃が進み、最終的には滅亡するような、燃費が悪すぎる世界だったとしたら。
赤の女王との最終決戦の舞台のような場所が生まれるのも納得なのでは。
さらにいえば、ミューチカラでできているアリスピアンの数が減るのも納得ではないでしょうか。
※
赤の女王と、彼女の配下のバンド・スナッチの目的は何だったのか。
なんというか、主人公がその目的を詳しく訊かなかった(情報を小出ししなきゃ面白みがないといえばそれまでですが)ため、雰囲気や流れで物語が進んで決着がついて、結局分からずじまいですが、主人公が幻視した光景からして、そして赤の女王の発言からして、アリスピアの滅亡を先送りにするためだったんじゃないか、と私は思います。
ちなみに、謎の怪物ことジャマオックを利用していたのは、ただ単に女の子から無理やりミューチカラを吸い上げるためではなかった可能性があります。赤の女王の、アリスピアのため発言からして。
というかむしろジャマオックは、赤の女王にとっては計画の一部にすぎず。
そして赤の女王の最終的な目的は、女の子達のミューチカラを吸い上げ、それによってダウナーな状態に陥らせ、そこから女の子が復活する、という事を繰り返す事で、女の子が放出できるミューチカラの量や質を変化させる事なのでは。
つまり、ミューチカラ版の超回復を狙っていたのです。
そしてバンド・スナッチとは。
赤の女王の第二の目的――アリスピアンに自分の力であるミューチカラを与える事で、彼らを、自力でミューチカラを出せる生命体に進化させるための実験の中で生み出された存在ではないでしょうか。
アリスピアが荒廃を始めていて。
そして女の子が放出するミューチカラの量や質を変える以外の方法でアリスピアを維持するためには、アリスピアン自身が自力で変わるしかありませんからね。
漫画『イフリート〜断罪の炎人〜』の主人公の一人である石刀ユウが、ラスボスから移植された力をキッカケに、ラスボスと同じ力に目覚めたように。
というか話は少々変わりますが……ピクシブ百科には小動物の姿の方がバンド・スナッチのみんなの真の姿だと書いてありますが。
本当にそうなんでしょうか。
もしも私の推測通り、アリスピアンがミューチカラでできていたら。
そしてもしも昔のアリスピアが、現在よりも良質で大量のミューチカラで満ちていたとしたら。
アリスピアンの真の姿が、人型である可能性もあるんじゃないでしょうか。
バンド・スナッチのみんなについては、赤の女王からミューチカラを得てるから真の姿を現在まで維持できていただけで。
ミューチカラを大量に消費したりすれば、他のアリスピアンのように、小動物化という名の省エネモードに入ってしまうのではないでしょうか。
※
話をまとめますと。
キン肉マンの世界では、宇宙に存在するエネルギーの量は最初から決まってて、そのエネルギーの奪い合いによって、宇宙のパワーバランスが崩壊の危機を迎えており。
対してアリスピアの方は常に、エネルギー不足に悩まされている。
そして、それ故に荒廃が進み。
そんな荒廃したエリアのアリスピアから、のちのバンド・スナッチであるアリスピアンは赤の女王によって救われ、アリスピアの滅亡を阻止するために、赤の女王を筆頭に彼らはアリスピアで暗躍していた。
例えるならば……赤の女王は超人閻魔こと元慈悲の神ザ・マンであり、バンド・スナッチのみんなは完璧超人始祖であり、アリスピアに来る女の子達は現代の超人というワケなのです。
だがしかし……そんな赤の女王とバンド・スナッチは倒されました。
アリスピアの断頭台によって(違
と同時に、なんと『白の女王』と『花の騎士』なる集団が動き出しました。
果たして彼女達はアリスピアでどう動くのか……ザ・マンに該当する赤の女王とは対になる存在という事は、白の女王は超神を率いて戦争を仕掛けてきた元調和の神ザ・ワンに該当するような存在であり、それこそアリスピアの存亡をかけた戦争を仕掛けてくるのでは。
さらにいえば。
平成ライダーシリーズ二十作目の『仮面ライダージオウ』の終盤にて、門矢士が考えた案のように、別の世界――主人公達が生きる世界へと、滅亡する世界の住民――アリスピアンを移住させ、アニメ『デジモンアドベンチャー02』が最終回で人間とデジモンが共生する最後を迎えたように、人間とアリスピアンが共生する、もしくはプリキュアシリーズ十五作目である『HUGっと!プリキュア』のクライマックスのように、アリスピアに来る女の子が、全員歌姫超人化するほどの規格外な奇跡でも起こらない限り、絶対にアリスピア、もしくはアリスピアンを救えない……そんな、ニチアサにしては残酷すぎる真実を突きつけられるだろう大戦争を。
個人的には、白の女王が「赤の女王を倒しておいて、今さら何を言ってるの? この ヒ ト ゴ ロ シ ★」なんて台詞を主人公達に言って主人公達に人殺しの業を自覚させて戦意喪失させるような展開がありえると思う。
だって戦姫絶唱シンフォギアの精神的続編ですよ?(迫真




