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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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俺の首を絞めたはずの君が、“おはよう”と言った。

作者:るくら
――昨日、俺の首を絞めたはずの彼女が、“おはよう”と言った。

南幸男は、文化祭直前の高校で、自分が“殺された”ことを思い出す。
9月8日の夜、命を奪われたはずの自分は、なぜか二日前――9月6日の朝に戻っていた。

混乱の中で見たのは、教室で静かに座る少女――東雲アサヒ。
首元の包帯に視線を落とした彼女は、その下に何があるのかを知っていた。

「……昨日、俺の首、絞めたよね……?」

だが、アサヒもまた“このループ”の中にいた。
何度も殺され、その運命から逃れようともがいてきた、悲劇の少女。

そして彼女が6周目で“間違って”自分を殺したことで、幸男もループに巻き込まれたのだという。

“誰かを殺せば、その人間もループに巻き込まれるらしい。”

疑念と死が連鎖する、三日間の繰り返し。
文化祭前夜に、かならず死ぬ。
生き残る術はただ一つ――真実に辿り着くこと。

南幸男は、謎めいた彼女とともに、ループの終わりを探しはじめる。
第1話 おはよう
2025/06/23 13:10
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