約束
次の日眠たい目をこすりながらベッドから起きた。久し振りの休みなのでのんびり寝てしまった。私は服を着替えて買い物に出かけた。服を選びながらあの人のことを思った。何故か最近あの人ばかりが頭に浮かんでしまう。私どうしちゃったんだろ?昼どきになり私は近くのファミレスに入った。一人で入るのが違和感ないなんて。食事も終り紅茶を飲みながらこの後のことを考えた。ふと外に目をやるとせかせか歩くサラリーマンやカップルが目についた。幸せそうだな。カップルを見ながらそう思った…その瞬間あの人が窓の外に現われて手をふっていた。なんで?ぼーっと彼を見てると彼は店の中に入ってきた。「偶然だね?こんなとこで何してるの?席に座ってもいいかな?」「うん。」私は少しパニクりながらうなずいた。「なんか変な感じだね?また会えるなんて。」彼はコーヒーを店員に頼み私の方を見た「今日はどしたの?」「休みだから買い物してただけ。」何故かドキドキが治まらない…聞こえてたらどうしよ。「僕も休みで町をウロウロしてたら君が見えたからきちゃったよ。」「そうなんだ。」何故か素っ気ない態度をとってしまう…私どうしちゃったんだろ?ドキドキが治まらない…「なんかずっと黙ってるね。まだ怒ってるの?」「えっ?」「このまえ怒らしたからさ気になって…」彼は少し寂しそうな顔をした。「怒ってないよ。私も怒鳴ったりしてごめんなさい…」私は頭を下げた。「じゃあさ今度デートしない?」「は?」「デートだよ。待ち合わせしてさ。どこかに行こう?」なんでそんな話になるの?わけがわからない…「ダメ?」「ダメじゃないけど…」「やった!だったらいつがいい?今度の日曜は休みかな?」「うん…」「じゃ決まり!今度の日曜に僕と出会った駅で待ち合わせ!時間は…12時!それでいい?」なんかどんどん話が進んでる…いいのかな?私こんなんで…「じゃ今度の日曜にね!」「えっ!?もう行くの?」「ごめんね。また日曜に!お金おいとくね!」また急に現われたと思ったらすぐ帰っちゃった。日曜にデートなんて…ん?デート?デートってあの?嘘…なんか心臓が飛び出そうなくらいドキドキしてきた。って服どうしよ。私はすぐ喫茶店から出て洋服を買いに行った。デートなんて久し振りだから何着ていけばいいかわかんないよ!どうしよ…あれこれ悩んで無難な服を選んだ。その日の夜はなかなか寝付くことが出来なかった。




