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王子様のハーレムを拒否します!(STOP!異性愛ハーレム)

「サワダシエラ・フレグラ!」

「貴様は第1王子の婚約者にまったく相応しくない!」

「今この瞬間より、私と貴様の婚約を破棄する!」


「全然OKです!」


 そう言い放った刹那、私は名前も知らない第1王子を無敵の聖剣で縦に真っ二つにした!


「ッ!?」


 第1王子は物言わぬ2枚の肉塊と化した!


 王宮の中には阿鼻叫喚が木霊している!


「も~、フレグラちゃん醍醐味を分かっていませんね~」


 いつの間にか私の隣には女神様がいた。


 というか周囲の貴族に紛れて見物していたようだった!


 女神様が見ていてくれて、とても嬉しい!


「ところで私はなぜサワダシエラ・フレグラって名前なのでしょうか!?」


「それは私があなたの名前を適当な言語に翻訳して付けてあげたんですよ~」


「女神様が名付けてくれるなんて……嬉しい!」


 私は思わず女神様に抱き着いた!


「王子の返り血で汚いからやめてくださ~い」


 その刹那、私の胴体に穴が空いた!


「ガボッ……!」


 い、痛い、苦しい……。


 いや、そんなことなかった!


 もはや痛みなど感じないほどの状態だった!


「ヒュー、ひゅー……」

「め、めはみさ……」


「んー?」

「ちゃんと貴女の人生最後の声を聞かせてくださ~い」


「あ、あいひてまひゅ……」


「あらあらぁ、嬉しいからトドメさしてあげますねぇ」


 その刹那!


 私の意識は完全に消え去った!


「サワダシエラ・フレグラ!」

「貴様は第1王子の婚約者にまったく相応しくない!」

「今この瞬間より、私と貴様の婚約を破棄する!」


「全然OKです!」


 そう言い放った刹那、私は名前も知らない第1王子を無敵の聖剣で縦に真っ二つに……。


 するのをやめて返り血が付かない方法で殺すことにした!


「なにっ!?」


 私は女神様からもらったチートの"万能キャンプ機能"で熊狩り用のショットガンを取り出した!


「シャッガン!」

「ファイヤ!」


 私は名前も知らない第1王子のドタマをショットガンでぶち抜いた!


 第1王子は物言わぬ肉塊と化した!


 王宮の中には阿鼻叫喚が木霊している!


「も~、フレグラちゃん醍醐味を分かっていませんね~」


 いつの間にか私の隣には女神様がいた。


 というか周囲の貴族に紛れて見物していたようだった!


 女神様が見ていてくれて、とても嬉しい!


 私は女神様に思わず抱き着いた!


「返り血はないけど硝煙臭いからダメで~す」


「そ、そんな!?」


 その刹那!


 女神様は私を殺すことなく、ただ身を躱した!


 うぅ……ちょっと殺されたかったけど仕方ない……!


「女神様!」

「次はどこに行きますか?」


「どこにも行きませんよ~?」

「この後は貴女は王子を殺した大罪人の悪役令嬢として処刑されるのですよ~?」


「そ、そんな!?」

「私は女神様以外に殺されたくありません!」


「ダメで~す」

「大人しく処刑されてくださ~い」


「女神様が処刑人になってください!」


「仕方ありませんね~」

「貴女の前世が34歳独身ニートで可哀想だから」

「それくらいならやってあげましょう~」


──処刑場


「悪女!」


「汚らわしい」


「さっさと殺せー!!!」


「あのような者が生きているだけで女性の品位が下がりますわ」


「人間のクズが」


「罪状なんてどうでも良いから殺せ!」


「一体どんな神経しているのかしら」


「死ねーーー!!!!!」


 断頭台に掛けられて身動きが取れなくなった私の周囲にはありとあらゆる罵詈雑言が渦巻いている!


「罪状を言い渡しま~す」

「サワダシエラ・フレグラちゃん」


「貴女を第1王子殺害、国家騒乱、反逆等」

「計20以上の罪状によって極刑としま~す」


「いいぞーーー!!!」


「早く殺せ!」


「いい気味ね……」


「とっとと首を刎ねろー!」


 最後に女神様は私に問いかける。


「何か言い残すことはありますか~?」


「女神様、愛しています!」


「死刑、執行~」


 女神様の言葉とともに私の首が魔法で切り落とされ、即座に意識が消え去った!





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