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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

花園の鍵

作者:羽切 愁慈
※※注意※※
本作はフィクションです。
毒のある野草を食べるなど、危険な行為を含んでいますがあくまで演出です。絶対に真似しないでください。

指定もしておりますが残酷な描写が強いと思います。
暴力的な内容や、下品な描写が含まれておりますので、苦手な方は閲覧されませんようご注意ください。



**********



少し気が強いが情に厚く仲間思いな少女、中峰鞠ナ。
彼女は「花毒」と呼ばれる異能を発現し、突如喉元に鍵穴が出来た。
金属製のそれは細かい装飾が施されており、鍵を使って能力を開花させるというが、あまりに突然のできごとに戸惑うばかりであった。

それから。
不幸にも中峰鞠ナは花に救われ、全てを愚弄されることになる。
ひょろ長く胡散臭い男と、口も手癖も悪い危険な少女と、優しいルームメイトと。様々な人と出会い、別れて助け合いながら、鞠ナは一人ぼっちで茨の道を彷徨い歩く。

「ようこそ、花園へ。」
これは、罪のない子らを救うため必死に生きた母親の物語。


【この身が滅ぼうとも魂は逃がさないわ、絶対に。
               ――――だって、生きているもの。】
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