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二川冬華の受難 その2

自分は安全管理部門の沖浦と付き合っている・・・・・・自分はそう思っていた。


外で、ナンパみたいな形で声かけられてから時々一緒に飲みに行っていた。


昼のデートも何回かは行った。


話したり関わっていくうちに沖浦が女を下に見るタイプで押さえつける物言いする場面が目立ってきた。


行為をするときは叩いたりつねったりも多くて翌日に痕や痛みが残ったりそもそも気持ちよさがない。


色々嫌気がさして別れを切り出したら、リベンジポルノの用意があると脅され、それが嫌なら関係続けるか、自分と関わりある人間から物を買えと強要された。



以上のことを、二川は豊沢に話した。




「物を買えというのは違和感あるけど・・・・・・マルチの勧誘受けろ的なやつ?」

「多分そうです・・・・・・・・・・・・フルーツの缶詰とか、洗濯洗剤とかあるんですけど、1000個単位で値段が100万超えるのばかりなんです・・・・・・」

「売ってる人とグルになって手切れ金代わりに儲けるつもりなのかな・・・・・・」

「もう、沖浦さんのことは好きじゃないのに、でも体の関係持っちゃったし、別れようにもお金要求されるし、・・・・・・・・・・・・なんかもう、・・・・・・・・・男を信じたくなくなりました・・・・・・・・・」

「一応聞くけど、会話の録音はしてる?脅迫で訴える材料にできるような」

「・・・・・・ないですけど、・・・・・・・・・・・・次から会う時は、用意しておきます・・・・・・」

「うん。じゃあ私からはこれ、渡しておくね」




豊沢はペン型と口紅型のボイスレコーダーを二川に渡した。




「あと別にもう一つ、自分でレコーダー買って用意しておいてね」

「・・・・・・先輩、スパイみたいな道具持ってるんですね」

「スパイじゃなくても、普通の会社員でもこのくらい要るよ?ブラック会社に身も心もやられそうってなってる人の話見たら、反撃用の道具としてこれぐらいは必須なんだから」

「」コクリ

「じゃあ、お風呂入れたから先にどうぞ。今日は一緒に寝よう?」

「・・・・・・先輩・・・・・・」




その夜、豊沢と二川は布団を並べて寝た。




翌日から、豊沢は沖浦がこの会社に入って以降の女性関係をあたることにした。

これまで自分がまとめたファイルの情報や、これにない女性の情報が欲しい時は秘書室の同僚にそれとない収集を頼んで集めた。


沖浦と関係を持った女性は大半が会社や近くのコンビニなど、職場を去っている。


ところで、去った後は何をしているのか?豊沢は追跡調査を始めた。そうして2か月が過ぎた。



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