墾田永年私財法
最近では、非常にシリンダーを口に含む方が多く見受けられる様で、誠に結構なイルミネーションが頭の真ん中に居座っておられる。そんな様な年配の方を拝見いたしますと、わたくしの方でも汽車の改札口と改札口の間の床をずらしてご婦人の使い終わったドレス等を隠しましてな。実になんでございますな、その険があると申しますか、ごくごく普通のお客様とはひと回りも二回りも違う様なパーテーションで仕切られた排水溝に流されていった思い出がございます。
さてこれはお古い話でございますが、西川口一丁目の交差点に町奉行をしておりますパンダがございまして、いつもTENGAを売って歩いているものですから、それがTSUTAYAの店長の目に留まりまして奉公人として働くということになりました。これは実によく働くパンダで、バナナのつまみ食いを任された折には清水建設の重役と通じまして幕府の目をかいくぐって日に三十両の大金をせしめたという逸話が残っております。これが時の将軍坂上田村麻呂の耳に入りまして、アスファルトを黒く塗る役にまで登りつめたという墾田永年私財法の一席。続きはまた後ほど申しあげることといたしましょう。