幕間 車内の暴・・・・・・妄想
はー、うっとりです。この素敵な光景にたつ様の横顔。トラック? と言う物を駆る姿は神界での騎乗の神にも負けませんわ。
たつ様が前に前に駆る度に木々がアーチを作り、歓迎してるよう。
そして、この独特の咆哮。
『タンタンタンタン』反響して凄く耳に残りますの。
最初は驚いて「あひーじょ! 」なんて叫んでしまい、笑われてしまいました・・・・・・思い出すと恥ずかしいわ・・・・・・。
この咆哮を聞いてるうちにだんだん・・・・・・産声・・・・・・たつ様と私の――でふゅ・でふゅふゅふゅ・・・・・・はっ! あぶないあぶない、危うく女神の雫が・・・・・・。
ちらり、気付かれてませんわね。と、思ったのも束の間――微笑まれ、なでれました・・・・・・ぷしゅぅぅ。
暫く萎んでいると
「前から聞こうと思ってたんだが、ティアナってずっといるだろう。なんでシーマは一度も姿を見せないんだ。何か条件とかそう言うのあるのか」
ムッ、他の女――それも白いのの話し。不機嫌な顔が出てしまったのか「聞いちゃいけなかったか」気まずそうな表情に・・・・・・いけない、いけない。
まあ、たつ様を呼んで力を失ってるからでしょうね。正直に答えると・・・・・・たつ様の事だから
(俺を呼んだからなのか・・・・・・そうか――なんとかしてやりたいな・・・・・・)
なんとかしちゃうんでしょうね・・・・・・そうなると・・・・・・
(君がシーマ? )
(はい、たつ様・・・・・・お礼に私を・・・・・・)
(ああ)
抱きつくシーンまで想像し・・・・・・いけん、どげんかせんと!
奴は――よ女神にしたいリスト上位。奇しくも僅差――いえ! 誤差で負けましたが。それでなくても・・・・・・。
ちらり、左を見れば――未だ光景に見惚れている鈴鹿。
悔しいが、前世からの縁もあり――間違いなくTOPだろう・・・・・・くっ、いつも一歩先にいやがる。
何故か、野菜の王子様の姿が過ぎるけど・・・・・・気の所為よね。
深く考えすぎたのか、たつ様から心配の声が。
上手く誤魔化し、はっ、と気付く――逆転の発想。優しいたつ様のことだから・・・・・・でふゅ、私も力を貸せば・・・・・・・でふゅふゅふゅ。
(力を貸してくれてありがとな。ティアナは最高の女神だ)
きたあぁぁぁあああぁぁぁ~! これだわ! TSY作戦。
少々、はしたない顔をしていたのか「だ・大丈夫か」の声に思わず
「問題ない・・・・・・ありませんわ。それでシーマですが――」
無礼を働くところでしたが強引に話しを。
まず原因――そして顕現の手立て。
恐らく、あの女神の事だから、守護に力を入れてるはず。そうなると四聖辺りに何かありそう。
偶然にも四聖の玄武――まあ、玄武鋼ですが、それが目的。ついでに何か聞ければ・・・・・・ますます私のTSY作戦が成功に近づく。仮に手掛かりがなくても――私は痛くない。でふゅふゅふゅ。
一通り話すと、笑顔でお礼を言われまたなでてくれましたわ。でふゅゆゆ。
ナンバーワンはこの私だ! ありがとう。野菜王子。




