表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界トラック野郎~チートって何者だ?~  作者: うつつみ
代二走 妖人領テアルデヘ
57/292

突撃!・・・・・・されました

 風の精シルフが居る事も、来ない原因も解決したので、蟲人の館に戻って来た。蜘蛛こと蜘蛛種のピノも「休憩って~必要ですよね~」と一緒に付いて来たり。それならシルフも呼んでやればと提案したのだが、風の精だけあって一箇所に留まるよりは自由に飛びたいと。それが休憩になるみたいだと。

 セレナの好意で皆の前に飲み物が運ばれていた。それぞれ思い思いに楽しんでいた。特にシフォンを除く女性人はうふふ、あははと盛り上がっている。

 シフォンは少し温かめの飲み物に「んみゅっ。ふーふー━━みゅっ」とか苦労してたり。その姿をぼーと見ながら「ずずずっ」と飲み物を・・・・・・美味い。不思議な甘みと香りがある・・・・・・紅茶みたいなものかな。うん、美味い━━そして暇だ。せめてスパイアが居ればな・・・・・・。

 皆とは言ったが、スパイア━━霊種は口からの摂取はほぼ無いとかで


「それなら少し死・・・・・・寝てきますね。この館の裏って杜なんで、丁度いい湿気が・・・・・・考えただけで首が━━おっと」


 そんな事を言い、館に入らずさっさと裏に行ってしまった。流石に寝るなら日向ぼっこだよな。

 先程のやりとりを思い浮かべ「ずずずっ」と一口と含んだ瞬間、扉が「どぉばん」と音を立て開いた。

 急に飲み込んでしまい「げほっげほっ」とむせた。女性人も何事と驚いている。一名は余程だったのか、「あみゅぅぅ」とか叫んでるし・・・・・・大丈夫か。

 胸を、とんとん叩きながら、呼吸を落ち着かせ扉の方を見ると、そこに妖人の女神━━ティアナが。

 少々不機嫌そうな感じがするが・・・・・・まさか俺の事だろうか。鈴鹿にも言われたし━━それを言いにきたのか。う~ん。

 考えていると目が合ってしまった。合った瞬間すんごい笑顔になったんだが。あるぇ~。


「えっと━━ティアナ・・・様でいいんだ・・・・・・いいんですよね」


 鈴鹿に言われた事を思い出し、頑張って丁寧に話し掛けてみたら素早く


「ええ!ティアナです。様なんて余所余所しいですわ。ティアナと呼んで下さい━━龍人様」


 圧され気味な返答に「お・おう」と、どもりながら返すと更に笑顔に。それよりも・・・俺━━名前教えたっけ・・・・・・しかも『様』付け。

 ますます混乱していると、我に返った女性人がそれぞれ挨拶を。また不機嫌そうになるも、シフォンの方には笑顔だったり。「んみゅ」としか言ってないんだが・・・・・・。

 セレナが飲み物を用意すると部屋を後に。それとすれ違いでこちらに近づいてくる。

 エフワさんの方を見ると頷き、席を勧めると、「ええ」と短く答え━━何故か俺の隣に腰掛けた。何故に。

 そんな疑問も露知らず、ピノに顔を向けると


「ピノ━━頼んでいた物は出来上がったの」

「えっと~・・・もう少し~掛かりそうなんですが~・・・・・・」


 スパイアが困った原因の。それを聞いて思わず「急ぐ事なのか」と問う。怒った訳では無いのだが、しどろもどろになり「ゆ・ゆっくりでいいわ」と。それを聞いたピノが驚いた顔?蜘蛛なので解らないが「い・いいんですか」と普通に喋って答えていた。つい頭をなでて、うんうんと頷き、顔を向けるとぷるぷるしながら下を向いて何か呟いて。


「・・・き・・・・・・に・・・・・・って・・・・・・」

「ん━━あっ、ごめんな。ついなでて」

『もう!責任取って下さい!!』


 叫びながら俺にタックルもどきをかまし、押し倒された。そのまま顔が近づいて来て━━ああっ。

 天プラが美味しい魚をされてしまった。そう(きす)である。大混乱である。

 この世界に来て数々の驚きがあったが・・・・・・これが一番じゃないかと。そして叫んだ。


『くぁwせdrftgyふじこlp』


 この後・・・鈴鹿とエフワさん見るのがこわひ・・・・・・ 

 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ