姫さん?まさか?
妖人達が「「ちょ!おま」」「ちょっまてYO」とか言ってる間に馬車は目の前まで来て止まった。
誰か知らんが某解散アイドルグループのロン毛みたいな台詞に若干イラッと来た。
さ~て、そのお姫様の御尊顔を拝見してやろうか!こいつらまとめてる位だから一筋縄では行かない事は覚悟しないとな。そんな事考えてると御者が降りて運転席?から降りて馬車のドアを開けた・・・・・・えっ?
御者に一言声を掛けて降りて来たのは、死に別れた嫁さんそっくりの女だった・・・・・・
「父さん?あの人・・・・・・」
「た・たつさん・・・・・・まさか!?」
りゅうも遠子も俺と同じリアクションだ・・・・・・そのまま棒立ちしてると女がこちらに歩いて来るなり
「あなた達こんな所で何してたの?まさかの御出迎え?」とニコニコしながら声を掛けて来る・・・・・・嘘だろ?声までそっくりなんて・・・・・・違う所と言えば髪がオレンジ色?なのと額に小さい角?みたいな・・・・・・
そう言えばトンチンカンが「姫様はオーガだが」とか言ってたな?オーガって~と鬼だよな?
そうするて~とあれは角で間違いないのか?またもやフリーズしてると妖人達が「「おかえりなさい姫様」」とさっきまでの不満顔では無く笑顔で挨拶をし始めた。おかげで若干フリーズが解けた。
「ただいま。わざわざ御出迎えしなくてもいいのに」
姫さんが挨拶を返すと純粋な出迎えじゃないのが気に掛かるのか、俯き出したり、そっぽ向いて鳴らない口笛を吹き始めた。そのリアクションは古いだろ!?と心の中で突っ込める位にはこちらも冷静になり始めた。姫さんも何か感じたのか「あら?違ったの?」と声を掛けるとケンタ(略)が姫さんの前まで進み「・・・実は・・・・・・」とこれまでの出来事を話し始めた。
暫くそのやり取りを見てると・・・あっ・・・・・・あれは随分お怒りの様だと俺でも解った。むしろ怒りの溜め方まで・・・となると・・・この後は・・・・・・あっ!始める(ガクブル
「あなた達・・・ここに座りなさい!!」
「「は・はいΣ」」
「私は無理やりにこちらにって言いましたか?たか?」
「「い・いえ・・・・・・」」
予想が正しければ・・・この後は・・・・・・ひっΣ
「このまま正座30分とお尻叩きどっちがいいですか?ですか?」
「「せ・・正座して反省します!」」
「それとあなた達の御飯から・・・そうね!お肉抜き」
「「そ・そんなぁ~!?」」
「俺は平気だな(ボソっ」
「あなたは人参抜き(ニッコリッ」
「そ・そげなぁ~!?」
来たぁ~!説教か~ら~の~地獄の選択withメイン抜き!!完全に抜かない辺りがまた絶妙な・・・やっぱりなのか?怒ると2回の言い回しのクセとか・・・ランディの件もあるし・・・良し!
「すまん、ちょっといいか?鈴鹿」
「はい?今取り込みちゅ・・・う・・・・・・え?今なんと?え?その顔たっちゃん?」
「だからその呼び方やめろって。俺は野球少年の聖地に連れてかないぞ」
「え?その注意の仕方・・・なんで?まさか!?たっちゃんも・・・・・・・」
「俺は死んでねぇ~ぞ。ちょっと女神様に頼まれてな」
「え?女神様?」
「そうだ。詳しい事御互い聞きたいだろうからちょっと落ち着けるとこ無いか?」
それならと妖人領内へと鈴鹿の案内に着いて行く事に。トンチンカンとその他は「「あの私達は?」」と言って居たが鈴鹿と一緒に居た御者さんが「私が見ておきます」の一言で済まされた。多分俺の説教の方優しかったと思う・・・うん・・・・・・




