説教のはずが・・・・・・
「ここが妖人領か~中々でけぇ~な」
「これでも数ある一つよ」
案内されて来た妖人領は海外のちょっとした街並み、それも良き古き時代って感じの街並みだ。
少々眺めて居ると数人こちらに向かってくる。見た感じ獣人か?
「ひょ~申人じゃん?仲間になりたくて来たのか?ん?」
その中から戌人?みたいな奴が声を掛けてくる。ん?戌人がなんで?そう疑問に思ってるとセティアが
「そんな訳ないでしょ!」と怒鳴り返した。
疑問に思い
「なぁ~なんで戌人が居るんだ?」と聞くと相手の方から怒鳴り返された。
「おい!俺達は妖人の中の妖獣人だ!あんな犬と一緒にするんじゃねぇ!」
「「そうだ!!そうだ!!」」
え?妖獣人?ま~いい、ちょっと戌人馬鹿にされたのでカチンッと来たが聞きたい事もあるので今は我慢・・・・・・我慢・・・・・・
「なぁ~?お前等似た種族なんだから仲良く出来ないのか?」
「似た種族?妖獣族と獣族は全然違う!
「「そうだ!!そうだ!!」」
「何処が違うんだ?俺に教えてくれ」
「え?え~とな・・・・・・」
二つ解った事がある、一つはこいつらアホの子だ・・・・・・うん。
もう一つはモブ五月蝿い。
「早く教えてくれ」
「ま・まず俺は狼だ!犬とは違う!!」
「「そうだ!!そうだ!!」」
「・・・・・・・」
「次にこいつ等もケンタウロスにオーク・・・・・・後今は居ないけど姫様はオーガだ!!」
「「そうだ!!そうだ!!」」
「え~と一言いいか?」
「なんだ?」
「俺からすると皆変わらないぞ?」
「「!?」」
え?なんでそんな驚いてるの?まぁ~オーガは鬼?だから違うと思うけど・・・・・・
「ば・馬鹿な!午人よりケンタウロスの方が格好いいと思って妖人になったのに!!」
お前はそんな理由で・・・・・・アホの子か!?
「お・俺もだ!亥人よりオークが(略)」
・・・・・・・・
「お・俺は純粋な妖人だからな!?か・勘違いするなよな!?」
ツンもデレもいらん!
「で?なんで妖人に誘ってるんだ?そこのアホの子はいいとして」
「「アホの子!?」」
「え?あ・ああ・・・・・・えっと?・・・・・・」
「・・・・・・」
「そ・そう!姫様が喜ぶからだ!」
「嫌がる相手に嫌がらせしてまでか?」
「う・うるせぇ~!!」
「まぁ~いい!俺もその事で説教しに来た訳だしな!おう!こらぁ!!」
「な・なんだ!やるのか!お・俺は強いぞ!」
「「そうだ!!そうだ!!」」
「うるせぇ~!!!このトン、チン、カンとその他!!!」
少々怒気を強めて怒鳴ると縮こまるトンチンカンとその他
「お前等が何しようと構わないが断った相手に嫌がれせとかそれでも漢か?」
「あ・あたし女です・・・・・・」
「その他は黙ってろ!!!」
「ひゃ・ひゃい!?」
また怒鳴るとトンチンカンが
「な・なら勝負して白黒着けてやる!」
なんて言うので拳を鳴らして「上等だ!!」と返すと
「た・ただし走りで勝負だ!」
「「そ・そうだ!!そうだ!!」」
「へ?」
っと間抜け面になって固まってしまった・・・・・・
「負けた方が言う事を聞く!どうだ?」
「あ、うん」
「人間が勝てる訳無いから受けるはず・・・・・・って受けるんかい!?」
「え、あ・・・・・・」
ぽか~んとして思わず返事してしまった・・・・・・
「そ・それじゃ勝負だ!」
「お・おう!でだ走りで勝負ってどうすんだ?」
「そ・それは今から考える」
考え無しかよ・・・・・・




