ゴリラ?いいえ聖人様です!
一人の申人がたつの顔面目掛けて拳を振るうが体事捻ってかわす。
捻った反動を利用して申人の腹に拳を捩じ込む!
「おら~!」
拳を貰った申人は声も出ない程のダメージなのかそのまま膝を付く
残りは女性の申人含め2人、俺は声を掛ける。
「ふっ~!なぁ?残るはあんた達だけだ。話し合いしないか?」
「な・舐めるんじゃないよ!あたいだって・・・・・・」
「そっちのあんたはどうだ?」
「あ・姐さん・・・・・・」
「びびるんじゃないよ!!ここ守れなきゃ・・・・・・あたいが・・・・・・」
え?なんか俺が悪者っぽくないか?
「あたいが相手するよ!!掛かって来な!!」
「あ・姐さん・・・・・・こうなりゃ俺が!!」
野郎はいいとして女はな・・・・・・
「シフォン、女相手出来るか?」
「んみゅ!」
こうなりゃ仕方無い、最後までとか思ってると
「双方矛を収めてくれんか?」
森の奥から声が・・・・・・
『せ・聖人様!』
申人の2人が驚いた声を上げる。
森から現れたのは・・・・・・やっぱゴリラ・・・・・・申人?
「あんたが申人の偉い人か?」
「んっにゃ、ワシはノーム。申人では無いよ。」
嘘つけ~コラァ~とか思ったが声は出さないよ。
「聖人様どうかお隠れに!相手は人間です!」
セティアが聖人に言うが
「お主達がワシを守ろうとするのは解るがあちらは戌人の友人なんじゃろ?」
「そんなのは人間の嘘に決まってます」
「そうなんか?」
急に振られるが俺は堂々と
「おう!戌人のダチだb」
と答える。
「ふむ、なぁ~セティアよ?申人立会いで話し合ってみんか?」
「で・ですが・・・・・・」
「ワシと戌人を守ろうとしてお前達の立場が危うくなるのはワシとしても心苦しいぞ」
え?戌人の・・・・・・対立してたんじゃないのか?
「詳しく聞きたいんだが、戌人と対立してたんじゃないのか?」
「それは違うぞ!人間の、その理由も含めて話し合いに応じてはもらえんか?」
「いや~こちらとしては最初からそのつもりなんだが・・・・・・」
「セティアワシからの願い聞いてもらえんか?」
「聖人様・・・・・・解りました。たつっと言ったな?聖人様に何かあれば刺し違えても!」
「いや、それは無いから・・・・・・そうだな?友好とはいかないまでもちょっと馳走させてくれないか?りゅう、出してくれるか?」
「はい、父さん」
俺は2人おにぎりを渡す。
「毒とかはい・・・・・って聖人様!!」
聖人様はもう喰っていた(笑
「旨い!旨い!ぞぉ~~~~~~~!」
目や口からビーム出そうな台詞だな。
それを見ていたセティアもおずおずと食べ出す。
「パクッ・・・・・・Σもぐ!もぐぐぐ!」
「そんな慌てて食べると詰るぞ、ほら一緒にこれも」
そう言って汁も渡す。汁飲んだ聖人様のリアクションは最初と一緒だ。
そんなやり取りしてると倒れてた申人達も気が付いたのかちらほら起き上がってくる。
俺は
「ま~なんだ、仲直りって訳じゃないがお前達もどうだ?」
と声を掛ける。最初にぶっ飛ばした申人がこっちに来て受け取る。
「人間・・・・・・襲い掛かってすまなかった・・・・・・」
「おう!喧嘩両成敗だ!」
「・・・・・・両成敗?成敗されたのは俺達だが?」
「こまけぇ~事は気にすんな!なぁ?」
「ふ・ふふ・・・・・・あははははは」
「あはははは・・・・・・」
なんだ、申人達も喧嘩早いがいい奴じゃねぇ~か!
「おう!起きた奴らから飯喰おうや!」
『うほっ!!』
ゴリラ観は否めないがな(笑




