たつの回想
おにぎりを渡すとランディは嬉しそうにして頬張った。
あの日以来だもんな・・・・・・
仕事を終えた帰り道、いつも通り道ノ駅へ寄るとばっちゃの店に車が突っ込んでいた!
俺は慌ててトラックを停めて店に走ると倒れたばっちゃと血塗れのランディが・・・・・・
周りの人が連絡してくれたのか救急車が到着する・・・・・・
隊員の人に喧嘩腰に話した事は覚えてる。かなり出来る方だったんだろうな・・・・・・
俺の無理も聞いてランディ抱き抱えて乗せてもらった。
そのまま病院へ向かいばっちゃを降ろすと近くの動物病院まで送ってくれた。
本当に感謝しかない。
ランディはかなり難しい様態で手術となり、その間にばっちゃの様子を伺いに病院まで向かった。
幸いなことにばっちゃは軽症だったが、ランディの状態を聞くとかなり慌てだしもう一度動物病院向かった。
数時間経過しお医者さんが出てきた。
俺は冷静を失っていたのか喧嘩腰に話してしまった。
ばっちゃはランディと呟きながら泣いている・・・・・・
ガラス越しに見えるランディはぐったりしている・・・・・・
頼む!神様!ランディ元気にしてやってくれ!頼む!
俺は心の中で何でも祈る。
祈りが通じたのかランディが目を覚ましか細い声で鳴く。
笑顔を浮かべた瞬間固まった・・・・・・
鳴いたのが最後挨拶だったのかピクリとも動かない・・・・・・
「なぁ~今日は何個だ?なぁ~?いっぱい食べていいんだぞ?なぁ~?」
「そうだよ!今日は好きなだけお食べ・・・・・・ランディ!目を覚ましておくれ!!!」
俺とばっちゃは泣き崩れた・・・・・・年甲斐も無く、人目も気にせず泣き続けた・・・・・・
それがランディとの最後の悲しい思い出だ・・・・・・




