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異世界トラック野郎~チートって何者だ?~  作者: うつつみ
代一走 ようこそ!ギミヤのズミの杜へ!
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 あら、漸く始動かしら・・・待ち草臥れたわ。

もう、そんな顔みたら不機嫌になれないじゃない・・・上手に起こしてね。


 え?誰って?

私はたつさんの相棒よ。りゅうちゃんが仕事の相棒なら、私はプライベートの相棒・・・

いいえ、か・彼女かしら///キャッ///


 私と彼の出会いは・・・そう運命ね!

男の~で有名なメーカーで作られていたんだけどね、私の前の子達が結構人気があって

それで後続として作られたのだけど・・・・ちょっと性能がイマイチで一気に不人気・・・

外国へ行った子はそれなりみたいだけど・・・


 幸運って訳でも無いけど私はなんとか国内で走る事が出来たのだけど

すぐに飽きられてそのまま倉庫よ!しかも海沿いの!最低よね!

それでず~と寝かせられて色々な箇所が朽ちていきそうになって

ああ、私もうダメなんだなって思ってたら彼が来たの!


 その頃は若くてりゅうちゃんにもまだ会ってなかったみたい。

あれ?そう言えばさっきの彼、私と会った頃みたいだったけど・・・・

最近のナイスミドルも良かったけど若い彼もいいわ///


 あ、それでね、彼私を見て一目惚れしたって・・・フヒッ!

で、倉庫に押し込めたあいつに頼みこんで私を受け取ってくれたの。

でもその頃の私はひねくれてて・・・どうせ解体(ばら)してダメだで終わるんでしょ?

なんて考えてたわ。でも彼ったら「また綺麗にして走らせてやるからな」なんて言うから

少しドキッっとしたわ・・・・


 それからは本当大変だったと思うわ。

それこそ買い直しした方安い・・・と言っても私達は早目に生産中止されたから

買い直しもきかないのよね・・・・部品だって・・・・

それでも彼は一つ一つ丁寧に仕上げてくれたわ。それこそ徹夜でなんて日常茶飯事。

本当嬉しかったわ・・・・・


 私が綺麗になって2度目の産声を上げた時の彼の笑顔・・・もう忘れられない///

ガソリン3杯はいけるわ、オイルなんか出ちゃいけないとこから出そうだったもの///

そんな事したら彼の顔が曇っちゃうから我慢したわ。

 

 そんな私に魔の手が・・・人間の身勝手さを感じたわ・・・・

私達が不人気で数が少ないって事でプレミア?なんて物が付いたの。

彼はどんなに言われても手放さないって言ってるのに悪質業者?って奴が

私を攫いに来たの・・・怖かったわ・・・・彼が居なければ私は動けない・・・もうダメって思ってたら

彼が物凄い形相で「俺の愛車になにしてんじゃ!ゴラァ~!」って

笑顔しか見た事無いからびっくりしたけど・・・でも「愛車」って言葉に凄く感動したわ。


 その後も色々彼と体験したわ。

レースだったりドレスアップしてくれたり・・・悲しい思いでも・・・

本当に彼と逢えた事が私の幸せね。後あいつを私でぶち抜いた事。ざま~みろだわ!


 えっ?私の名前?まだ付けて貰ってないけど

最初の産声の時は最終アルファベットと1000が付いてたわ。

私の姉妹、兄弟に出会えたらよろしくね。






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