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俺と妹のただならぬワンルーム【続】  作者: お題の人(新増レン)
3LDK(101~150)
1/6

『続編の部屋』

続編:何かの続き。成功例もあるが、失敗例の方が多い。

 

「ついに来たよ……一年くらい何もない部屋で待ってた甲斐があったよ。続編だよ!! お兄ちゃん!!」


「そんな大声で言われんでも分かってる」


「おやおや? そんなこと言いつつも、少しだけ嬉しそうなのはどうしてかな? かなかな?」


「(ウッッッゼェェ……!!)」


「またそんな嬉しそうな顔しちゃって。私のこと食べちゃう狼さんかな?」


「今の感情は怒りで満ち溢れているぞ」


「うっそだぁ」


「…………うぜぇ」



〇〇〇〇〇〇〇〇



「いやぁ、久しぶりすぎてテンションおかしくなっちゃうよ!」


「お前は前から似たようなテンションだったぞ。いや、何割か増しになったな」


「そうかな? 前のテンションが気になるそこのあなたは、是非とも前作を読んでね! この超絶可愛いヒトミちゃんと、超絶かっくいいお兄ちゃんの愛と友情の三時間ドラマなんだから!」


「嘘はやめろ」


「ほんとだもん! あんな感動的なラストシーンは、『お題の人』の他の作品では味わえないよ! なんてったって、完結してるの少ないもんね」


※この作品では、作者のことを『お題の人』と呼びます。お題の人は彼らにお題を与え、どのような会話を繰り広げるのか観察してる変人です。


「初回からメタ発言連発だな。まあ、この作品らしいけど。けど、いきなり続編なんてどうしたんだろうな?」


「私知ってるよ! リアルが忙しくて、長編の続きを書けないから、一話完結でお手軽ヒョイヒョイな私達の作品を復活させたんだよ」


「……言ってて悲しくないのか?」



〇〇〇〇〇〇〇〇



「ともかく、続編ってことは前回の続きなんだろ? じゃあ、関係性とかどうな――」


「あ、そういうのは無しだよ。普段通りにお題に沿ったトークしてくだけだから。しかも、今回は前回みたいな伏線的なアレは無いから、気楽に読めるね。やった!!」


「小説としてどうなんだ、それ」


「面白ければいいんだよ。それじゃあこれからもよろしくね、読者様!!」


「無い谷間を協調してるけどな、この作品に会話以外の描写ってほとんど無いから無意味だぞ」


「そ、そうだった。せっかくの少年誌の巻頭グラビアを飾るであろうセクシーポーズが無意味なんだ!! もしかして、期間が空いたせいであの頃の感覚が鈍ってるのかも! どうしよう!」


「どうもしなくていい。では、来年もよろしくお願いいたします」


「え?! 今年の放送これで終わり!?」


「さあな。お題の人の気分次第だろ」


「またしてもメタ発言……とまあ、こんな作品なので、私達兄妹のラブラブが見たいあなたは必読です」


「嘘はやめろ」


「ほんとだもん! …………って、無限ループ!!?」


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