表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/15

放課後にて

次の日の放課後、シンヤはユキに結果報告。

「頑張って練習したけど、巻き舌できなかったよ」

 するとユキは言った。

「巻き舌、できる人と、できない人の個人差が大きいからね。根気よく続けていくしかないかなあ」

 続けて、ユキは、

「るるるるるるる……ってやるには、いろいろな練習方法があるみたいだけど、自分に合った方法を見つけるのがいいのかも。」

 と言った。

「どんな方法があるの?」

 シンヤが、尋ねる。

「例えば、『さっぽろらーめん、とろろいも』を、たくさん繰り返して言っているとできるようになるって、話しもあるよ」

 ユキが、答えた。

「さっぽろらーめん、とろろいも。さっぽろらーめん、とろろいも」

 これで本当にできるようになるのかなあ? とシンヤは思った。

「慣れてくると、『さっぽrrrrらーめん、とrrrrろいも』って、みたいになるよ」

 ユキが実演した。

 シンヤは、ユキの「rrrr」の音に萌えていた。

「理屈ではわかるけど、舌が振動してくれないんだよ」

 シンヤは、悩ましそうだ。

 するとユキが叫ぶ?

「ごるるるぁぁぁぁぁぁぁ…… できるまで練習するんだな!」

 それは、ヤンキーのようなイメージようなセリフだが、巻き舌が混ざっていた。

「は、はい、頑張ります」

 シンヤは、ちょっとおびえて言った。

「ごめんね、びっくりした? でも、巻き舌できるように練習だよ」

 ユキが、励ました。

 そして、シンヤと、ユキは、二人で笑った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ