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異世界という名の地獄にきたんでしょうか??
ハロー世界、俺は「チェリーノバッカーノ」って呼ばれてる世界指名手配犯罪者、俺のこと捕まえられれば一生遊んで暮らせるくらいの金が手に入るらしい。
一度世界を変えるくらいのでかい犯罪をやってしまったのがこの人生を送ることになってしまった要因なのだが、なんだかんだ今日まで生き延びてきた。
だがそれも今日で終わりらしい。
「お前も今日で終わりだな、チェリーノバッカーノ」
俺は今日100人以上の警察に銃を突きつけられるっていう状況に追い詰められていたのだ。
「はぁ〜あ、どこで俺の人生ミスったかな」
思えばあの時あんなやつ助けなければよかったんだ、不良に囲まれてたあの真面目な学生俺の顔を見るなり警察に通報してやがった。
いやあの犯罪を犯してからか人生変わったのは、でもまぁやって後悔はないかな〜。
「発砲許可降りました、発砲用意」
「3」
警察が俺の死のカウントダウンはじめやがった。
「2」
次の人生はこんなことになりませんようにって願うだけだなこりゃ、天国であいつに会えたらいいなぁ。
「1」
さよなら世界
「0」
銃の発砲音と同時に視界が真っ暗になった。