解説
最後まで読んでいただきありがとうございます。
書いた当時のまま――一応なろう仕様に空白行を作る編集はしたものの――なので誤字脱字はあると思いますが、ごめんなさい大目に見てください。
ついでにこの項まで目を通す方は、だいぶ奇特な方だなと作者は思う次第です。
この項はサブタイの通り、作者によるこの作品のちょっとした解説となっています。書いた理由は、なんかやりたかったからです。
(注)以下、だ、である体。
この作品は平成28年の2月に書いたもので、大学受験が終わった時期におよそ二週間で仕上げた作品だ。
つまりはざっと4年ほど前のもので、時期的には私の処女作たる「最近の俺はコンサルタント」半ばあたりの作品である。
構想は受験勉強のストレスにガリガリ精神を削られた時期のもので、確か「家に天使がホームステイ。ラノベっぽい」だった気がする。
そう、この時期の私はまあ基本的に衝動的に、何となく思いついたシーンを繋げて作品を作るという手法をとっていて、つまりなにかテーマを定めることはなかった。なんならプロットも大して決めていなかった。
それは単にそれしか作品を作る手段を知らなかったからで、技術的には非常に稚拙になっていることだと思う。
読んでくれて、少しでも面白いと思ってくれた方の裏切りにつながるから多くは言わないが、正直4年経って多少技術的に成長した(と思われる)作者から見ると、それはもう酷いものだ。なろうに載せるにあたって誤字脱字の修正をしなかったのはこのためで、数行読んだだけで身を投げたくなったからだったりする。
とはいえ、まったくもって最悪な作品というわけではないと作者自身も思う。衝動的な手法で書いたゆえに、足りない技術は別にして感覚的な面白さはあると思う。今は作れない面白さも。
例えば家族の掛け合いだ。あの頭のねじが外れたた両親を、今の作者は描ける気がしない。同じく衝動的に過ぎるヒロインもまた、今は難しいだろう。良い意味でのラノベっぽさは、今となっては少し遠い気がする。
と、ではなぜ今になってなろうに載せたかというと、実はこれには特に理由はない。
そう、ない。マジで。やってみようかなと思って、衝動的にやってた。なんだ今も大して変わってない。
そんな衝動的な行いだったが、記憶の中では黒歴史化していた作品にも、なんだかんだ学べるところはあるなと思えただけで収穫だろう。
活動報告でも書いたが、以降、気が続く限りなろうには載せていなかった過去作品を更新していこうと思う。よければ見ていただけると嬉しい。作者の成長の軌跡を見ることができるはずだ。
ちなみに。
この作品、某二回攻撃お母さんが大賞を取ったファンタジア大賞で、確か二次を突破していた気がする。




