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資料「アイテム・用語集」

アイテムや用語集です。

あ行

・異能

異能性魔法特化症と呼ばれることもある。

先祖が妖怪や遺伝子改造をする魔術師だった場合、まれに一つの属性や一つの魔法にだけ特化した体質に生まれる。

たとえば炎属性特化の場合水の魔法は使えない、といったようなもの。

苦手属性は最悪暴走して大けがすることもある。

苦手ではない属性は普通の人より大幅に劣るが使えないことはない。

逆に得意属性は無詠唱で体を動かすくらい簡単にできる。

なお、この症状を持つモノは同時にある程度の身体能力強化を無意識に使えているため、運動能力が高い。

故に異能を持つモノは魔法で補うよりは身体能力と異能に特化する場合が多い。


か行

・キシモジンA(シーズン1~)

人食妖怪用の人食欲求抑制剤。

市販品。


・黒い霧

世界内戦で使われた次元干渉式魔道兵器。拳大の宝石で、黒い霧を出す。

霧は壁のように広がってゆき、ある程度の段階で霧の内外を物理的に通行不可能にする。

霧の内部は異世界と連結・融合してしまい魔境と化す。

これにより分断された地域が依然として存在している。


さ行

・シャクティ(シーズン1~)

麻薬。服用を繰り返せば妖怪化するが、

その頃には凶暴化などの副作用により立派な犯罪者になってるだろう。

適切な治療があれば元に戻すことは可能。

より強い亜種も出回っている。

亜種には妖怪用のパワーアップ剤「カーリー」人間用のより麻薬に近い「ドゥルガー」などがある。


・世界内戦

201X年代に起った全世界同時テロ。百鬼のような妖怪や妖精、人外の組織と国内の不満分子が結びつき、国家からの独立を求めて同時に内戦、革命を行った。

このとき使用された「次元干渉式魔道兵器」により通行不可能な結界がいくつも張られ、人外側の自治区というものが確立されてしまった。暫定自治区を得た時点で休戦中である。

これより先がシーズン2となる。(シーズン3は数百年後の世界)


・創界法

一定区域を術の支配下におき、自らの作った法則を物理法則として定着させる術。

本来は最低でも地球全土を覆えるくらいのスペックがある術なのだが、

世界そのものからの抵抗や他の術者の妨害などを考慮に入れると街一個くらいがバランスが良い。

世界の法則、物理法則を意思の力でねじ曲げる術。

条件として既存の魔術体系や神秘的格闘術のうち何かを極めきった上で、

世界を変えたいと願ってそれが物理法則をもねじ曲げられるほどの強い意志がないと難しい。

なので、使用者にはものすごく強い信念や狂気が求められる。

努力に対して効果があんまり割に合わないので使う人は少ない。

むしろ本業を極めきった結果自然と身につくパターンが多い。


た行

・退魔の百家

日本に古くからある退魔の家達。

「神子守」と呼ばれる数百才の老婆を頂点として「連合」を組織している。


・ダンジョン

未調査区画とも呼ばれる。世界内戦で使われた「黒い霧」による結界が解除された地区。

しかし次元干渉型魔道兵器の名前は伊達ではなく、異世界と元々あったモノが混ざり合った魔境になってしまった。

貴重な鉱石や生物が多いので、ここで調査、採掘を行う者を「冒険者」と呼ぶ。

一攫千金を夢見てゴールドラッシュのように周囲の街は潤っているようだ。


な行

永田町事件(ながたちょうじけん)

全てのはじまりの事件。

世界有数の魔術師パトリック・R・ハルマンにより、妖怪と魔法の存在が公表された。

彼はなんとしても犯罪者になった異能者や術者を刑務所にぶち込みたかったのだ。

その結果として、どうあっても死刑は免れないほどの人食い妖怪や、

犯罪を犯した黒魔術師たちが「百鬼」を組織し、永田町にテロを仕掛けた。

それをハルマンは魔法により迎撃し、これにより世界は魔法と妖怪の存在を認めざるを得なくなる。

魔術による犯罪を不能犯として野放しにしたくないハルマンの思い通りに。

ここから201X年の世界内戦までをシーズン1と呼ぶ。



百鬼自治区(なきりじちく)

百鬼が日本から独立・自治を勝ち取った場所。

現在の支配区域は四国、九州、東北の一部そして島根のほぼ全域である。

元々森深い山に隠れ住んでいた彼らは最初に原子炉を襲撃、メルトダウンを起こさせ放射能汚染で無理矢理領地を勝ち取った。

次に世界内戦で大幅にその領地を広げ、もはや取り返しはつかなくなった。

内部では純粋な妖怪による高級住宅街と元人間による住宅街、そして人間達を培養し繁殖させ、好きに食らい犯せる人間牧場区画がある。

人間牧場ではおおよそエロマンガの世界。人間を無秩序に繁殖させ、エサだけばらまいて牧畜している。

ここで妖怪達はカネを払えば好きに人間を食い、殺せる。

繁殖させて産ませた赤子はそのままサイバネ工場に運ばれ全身サイボーグボディに脳を格納。

洗脳魔法で知識を書き込み、忠実な兵士として「出荷」している。


は行

・辺境区画

ゾーン()オブ()エンダース()とも。

百鬼のような妖怪による自治区で、その中でも武力で国家から独立を勝ち取り、現在も封鎖されている区画。

それぞれの独立領同士は魔法によるテレポートで繋がっており、それはかつての東西冷戦を思い起こさせる。

周囲を未調査区域で覆われており、通行は物理的にも困難。

内部では人間は家畜扱いされている場所も珍しくないようだ。



・ブラドの遺血(シーズン1~)

もっとも初期に開発された吸血鬼化剤。

赤い錠剤で、飲めば不可逆的に吸血鬼になる。


・冒険者

未調査区域(ダンジョン)で採掘や調査を行う退魔師たち。

一攫千金を求めて次元干渉兵器によって魔境と化した未調査区域で活動している。

中には退魔師ですらなく急増で魔法を覚えただけの人もいる。


ま行


・マグテイン(シーズン1~)

魔力総量を増やし、魔法を使いやすくする魔法版プロテイン。

気力版のタオテインも存在する。

ごく安く手に入る市販品。


・マグル症

先天性魔力不全症。要するに魔法が使えない体質。

原因は様々で、単純に魔法を使うための臓器が欠けてる場合から心理的なモノ、呪い的なもの、

さらには単に一つの属性に特化しているだけの異能性魔法特化症の場合もある。


「魔力学概論」

パトリック・R・ハルマンがもっとも初期に出した本。

魔力や気といった神秘的な力の科学的な実証、観測方法、その性質から運用法まで書かれた学術書。

これを基本として魔導科学が発展していった。

他にも「魔力運用学実践概論」とか「やさしい魔法入門」など実際に魔法をどうやったら使えるか、という本まで出してしまった。

これらにはタチの悪い悪辣な術や殺傷力の高い術は直接は記載されていない。

しかし、基本と言うべき事は全て書かれており、聡い者ならばこれを応用してどんな魔術でも作ってしまえるだろう。

読めば読むほど常に新しい発見がある一種の暗号書。


や行


ら行

・レイブン1(シーズン2~)

同盟の強化拡充外骨格。パワードスーツの一種。

大きさは2、5mほどで中に乗り込める。

モーショントレース式。

コックピットは人型の窪みで、体をフィットさせて、

内部で実際に体を動かすと連動して機体が動く。

内部に乗り込むと周囲の画像と音声がモニターとスピーカーから知覚できる。

駆動系はアクチュエーターと魔力により伸縮する人工繊維によるもの。

見た目はロボらしいタイプ1と、

トップハットにコート姿、仮面をつけ威圧感を軽減したタイプ2がある。


わ行

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