Lesson5 オタクの目は鋭い
おはようございます!三健茶屋ことキモい3人組のメガネ兼アイドルオタク兼ゲームオタクの広瀬健吾です!今日は早朝から昼にかけてのアイドルライブがあったので今日の朝、一ノ瀬から届いた「一緒にボボ!?のpop up行かないか?」と言うLINEは「ライブがあるからごめん!」って断っちゃったんだけど、思ったよりも早く終わったので!今から差し入れのボブのグラビア写真を持って一ノ瀬のいる池袋に行こうと思います!
その頃、一ノ瀬は…
やばいやばいやばいやばい…
激焦りしていた。
広瀬や渡辺が付き添いで来れないから1人でアニトメイに来たら夜桜さんがたまたまいてしかも夜桜さんもボボ!?目当てで、ただでさえ見てるアニメ被っただけでも嬉しいのに…帰ろうとした時夜桜さんに「その後どっか行かない?」って言われたし…つ、つまりはで、クラスのマドンナとデート…俺は今日死ぬのか…?
服とかだ、大丈夫かな…汗臭くないかな…
俺はずっとソワソワしていた。
「もしかして…緊張してる…?」
「えっ!?いやし、してないし…緊張なんて…?ちょっとむず痒くて背中かいてただけだし…」
「ふーん」
夜桜が疑うような目で一ノ瀬を見つめた。
この男、小学生より言い訳が下手だ。
「と、とりあえずクレーンゲームしない?」
「え!私も同じこと考えてた!ボボ!?の新作プライズでしょ?」
「そ、そうそう!やっぱり早めに欲しくてねぇ」
その時、一ノ瀬は背後に広瀬がいることに全く気づいていなかった。
一方、広瀬視点は少し前へと遡る。
「せっかくだし後ろから声かけて脅かしてやろー!」
池袋に着いた広瀬はニヤニヤしながら広瀬を探していた…その時だった。
広瀬の瞳に一ノ瀬と夜桜さんらしき人物が2人で楽しそうに話しているのが目に映る。
「え…あれ、一ノ瀬だよな…」
広瀬のニヤケ顔は一瞬で真顔になり、気づけば無意識に一ノ瀬をストーキングしていた。
そして、今に至る。
え、な、なんで夜桜さんと一ノ瀬がデートしてんのぉぉお!?!?!?今日ボボ!?のpop upって言ってなかったっけ!?!?
広瀬の頭は完全に故障していた。
まぁ、でも親友のデート邪魔するような人間になりたくないし、今日のところは帰って…今度このボブグラビアをあげるとしますか…
広瀬がそう心の中で自分に言い聞かせ大人しく帰ろうとしていた、その時だった。
「広瀬くんと渡辺くんって彼女いたことないの?」
夜桜さんの純粋な質問だった。
「あー…渡辺はあぁ見えてイケメンだしいたことあるんじゃないかな…?広瀬はいたことないと思う!」
「えーそうなんだ…確かに渡辺くんって顔が◯戦隊のレッドに似てる気がする!」
「あ、確かに!あいつめっちゃそのアイドルに顔似てる気がする!」
な、なんで俺の時は即答だったんだ…。
広瀬のこめかみに血管が浮き始める。
どうやら、渡辺は少し悩みいたことある!と考えて言った後に即答でいなかったと思う!と言われたのが気に食わなかったんだろう…
く、くそ…彼女はいたことないがムカつく…
イライラの頂点に達した広瀬はとても残酷な考えをひらめいた。
「この本を2人の前でぶちまければいいんだ…」
そう、一ノ瀬にあげるはずだった、ボブの女の子しか載ってないグラビア。
広瀬は、これを夜桜さんの前で「一ノ瀬くんのプレゼントで!あっ!」といってぶちまければ流石に好感度が下がるだろうと考えていた。
プレゼントが武器に変わる瞬間はこんなにも恐ろしいのか…そう広瀬自信が実感していた。
そして、広瀬はバカにされた屈辱を晴らすためにもう一手打っていた。
「なんだ、急に呼び出して…俺はタマゴちゃんの…」
そう、ノンデリを召喚するのだ…
成人と言われてる夜桜さんも流石に一ノ瀬の友達がえぐいノンデリと知れば自然と距離を置くだろう…そう考えていた。
「広瀬…なんか、いま酷いこと言ったか?」
「いや、別に…」
そうして、俺たちVS一ノ瀬の好感度下げ下げバトルが始まったのである。
Lesson4.5.6と繋がっていて少し読みにくいと思いますが、よかったらぜひ!感想評価誤字脱字よければ送ってくださるとありがたいです!最後まで読んで頂きありがとうございます!@obbaake




