表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

交差する熱源

作者: 岸亜里沙

汗ばんだ素肌を重ね、互いの体温(ねつ)を感じ合う。

優しくも、時に激しく、そして(みだ)らに。

欲と欲に支配された、ここは至福の空間。二人だけの世界(くに)

脳内を駆け巡るアドレナリンを媚薬(びやく)に変えて、お互いを求め続ける。

声にならない声で、共鳴しながら。

熱く(たぎ)る情熱を、滑らかな温もりが柔らかく包む。

ゆっくり、ゆっくりと(たかぶ)る想いとは裏腹に、押し寄せる快感の波に、いつまでも溺れていたい。

充満する淫靡(いんび)な香りに、感覚は麻痺したまま。

夜も更ける程に、二人の火は燃え(さか)り、鮮やかな火花を散らしていく。

交差する熱源を確かめるかのように、二人は磁石のように引き寄せ合う。

刺激的熱帯夜に、恍惚(こうこつ)な空気は鼓動を加速させる。

美しい悲鳴にも似た(あえ)ぎを道連れに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ