苦労人王女・ふらこの前置き
皆様マイド、ボンジュール。
芸と商売のためには悪母鬼母と書いてイスパニア女王と読む我が母…痴女皇国・南欧行政局長のエリザベート・ド・ヴァロワと読む母親とて、みごと中洲に沈めてみせましょう。
そして母を中洲に沈めるのはもちろん、ひいひい泣かすことも辞さぬ親不孝娘のフラメンシア・バタイユ・ド・ヴァロワとはわたくしのことでございます。
Flamencia Bataille de Valois フラメンシア Hundred thousand Suction (Limited million) 十万卒(限定百万) Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights. (Black Rosy Knights)紫薔薇騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧行政局 Asesor administrativo de la familia real borbónica フランス支部行政顧問・副支部長
Isabel 1st. (Élisabeth de Valois) イザベル1世 Ten Thousand Suction.(Limited Ten million) 一万卒(限定千万卒)Slut Visual. 痴女外観 Caballeros femeninos de españa. スペイン王立婦人騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧行政局長 Reina de españa. スペイン王国女王
いえ、本当に母を八百比丘尼国に連行して、中洲泡風呂国とかいう地方国家の風呂屋に沈めて良いものであれば、今すぐにでも実行させて頂きたいのです。
(フラメンシア。今更あなたの父親の変態男爵たるバタイユについてあれこれ言うのも大人気ない話ですわよ)
(うちは一生恨むと決めたのです、ママン…わしの父親たるや、書いた話の主役級が片っ端から変態行為で身を持ち崩して破滅街道まっしぐらになる結末の原作しか書こうとはしない鬼畜作家やゆうのん、ご存知でっしゃろが…あれ軒並み訂正手直しが必要ですねんで…)
そうです、今は亡きドナイシタン侯爵…いえ、変態小説家のドナシアン・サド侯爵ともども、男爵に格下げされるわ挙句フランス王国から追放された建前の変態著作家であるジョルジュ・バタイユ伯爵こそがわしの実の父親、なのです…。
そして、わたくしフラメンシア、なんの因果か国立高等演劇学校の職員として勤務する父親の上司とされております。
もちろん、その理由たるや、痴女皇国で拾い上げた変態スイス人にして変質者性癖の塊である変態思想家のジャン・ジャック・ルソー共々、映画や演劇の原作となる小説を書かせるために尽きるのです…。
ですが、ロントモン歌劇団こと、フランス王立歌劇団でもある組織の一員となる我が父バタイユとルソーは、存命時代のサド侯爵が書き散らかした変態小説群に非常な影響を受けてしまった結果、はっぴーえんどな作品なんぞはおよそ書き下ろしては来ない悪癖持ちとなったのです。
そして、書き直せぇとかいやこれはこうでないと云々と言い争うこと数多の末に「書いたもん変更しても文句言うな」という三行半を突きつけて、著作改変もやむなしとした経緯があるのです…。
そして、具体的な悪行については、およそ18歳未満のお方々に詳細をお話しできないくらいに困ったこのおっさんを我が父親となるように企んだ母親である女王・イザベル一世とも散々に言い争って来た過去があるのです…。
(親父の娘であると名乗れるわけがない立場になることがわかっていて孕んだ母親を一生恨むのです…)
(そなたのような親不幸娘は金輪際、イスパニアに戻ってこんでよろしいっ)
(娘不幸をする親こそ逆にスペインから追い出しまっせ…母様、ほんまにマジにフランス国軍の全兵力でもってマドリードを攻めましょか…今のフランス聖女騎士団の戦力やったら、質も動員数も決してスペイン婦人騎士団に負けまへんで…)
ええ、フランスもスペインも、支部独自戦力として騎士団を擁しております。
そして、この騎士団員は支部管内の聖母教会勤務者もほぼほぼ全て加入させられておりまして、地域の警察力を担務する立場でもありますから、本当は全軍を招集するのはちょっとばかり憚られるのですけどね。
とりあえず、号令一下でフランスの聖女騎士団全軍はもちろんのこと、実のところは生国スペインの婦人騎士団に対する指揮権限もあるわたくしだったりするんですが、ほほほ。
(ふふん…言うようになりましたねフラメンシア…パリの水と空気に堕落しましたか…もががっ!何をなさいますのアウグスティーナ!)
どうやらうちの母親、失言が過ぎるということで、側近たちに縛り上げられた模様。
(…アウグスティーナです…殿下、お気持ちはわかりますし、陛下の折伏は私が担当しておきますから…)
(すんまへんな団長…母に困らされとるようなら、是非ご連絡を…)
ええ、わしはアウグスティーナ団長には恩がありますし、わしの留守中のイスパニア…南欧行政局・スペイン支部の統治をお任せしておる立場です。
例え愚母を泣かそうとも、団長を泣かすことはできんのです…。
Agustina de Aragon アウグスティーナ Million Suction 百万卒 Slut Visual 痴女外観 Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 Caballeros femeninos de españa. スペイン王立婦人騎士団長 Presidente del Gobierno del Reino de España スペイン王国行政総統
で、うちの母親の面倒、くだんのアウグスティーナ婦人騎士団長にしてスペイン支部長・スペイン王国行政総統に任せておきますとして、フランス支部への出向絶賛継続中のわたくしの方ですよ。
なんでも件の中洲泡風呂国には親不孝通りとかいう、本当に女遊び芸者遊びで身を持ち崩すような男子が足繁く通う道が存在するそうですけどね。
この間から、わたくしが本編の語り手となって流れております馬絡みのお話、逆に「女が男を漁りに通う」場所の話なのです。
それも、パリのブローニュの森…本来なれば、男が女を漁るために訪れる森で、ですよ。
では、なぜ女が男を漁りに来るのか。
それはですね…。
経緯をご説明させて頂きますと、単に私ども痴女皇国フランス支部だけでなく、この地球という星が本来ならば地面の下に溜め込んでおるはずの石油や石炭といった燃料の量が予想より遥かに少ない、人の暮らしをこの先支え続けるには心細いという調査結果が大きく関わっています。
(例の、れんぽう世界の地球よりも氷の河が侵食した跡が少ないとか、地面の下のはがねやら燃える石やら水の量が少ないゆう一件でございますな、マダム室見…)
(ですよフラメンシアちゃん…なんせ土星の衛星のタイタンはもちろん、木星圏や土星圏の大気からメタン成分を分離して地球圏に持ち込んでガソリンなんかに転換することもまりりとエマちゃん、それからルナテックス社のサン=ジェルマンさんが提供してくれた宇宙船とか軌道上プラントを使ってやってるんだけど、これとて原油そのものじゃないからね…転換量も全くの無限じゃないし…それにもっと重大な件がね…エマちゃん)
(そうですねん、燃料だけやなしに原油から生成収集できる石油化学製品がありますねや…これはもう、木材を石炭化するプラントで出るガス成分を液化して再利用するか、あるいは代替品を使わざるを得ん状況なんですわ…)
ええ、痴女皇国・国土局局長のマダム室見と、エマニエル建設部長ですら頭を抱える話となっております。
(ほんまはですな、うちがやろうと思えば原油をなんぼでも持って来れます。しかしそれ、うちの力を解放していいと仲間内に言われてる程度を大きく逸脱する行為になりますんで…)
ええ、一瞬で建物やら道路やら鉄の道をこしらえたり、船やらくるまを新品同様に直せるお力のあるエマ子部長でも「それをやったら怒られる」ことが存在するようでして。
ですので、馬やらロバやら牛やらといった「人を乗せたり何かを牽かせる家畜」の存在が改めて脚光を浴びておるのも無理のない話であって、貴重な燃料の節約のためにも牛や馬を増やしたり、扱うための教育制度を見直しておる真っ最中なのです。
なにせ、フランス王国の国土はそれなりの広さがございます上に、国土の大半が畑やら集落に使えそうな土地ばかりでして、あっちこっちに町や村が出来ておって人や物の往来の必要性もそれだけ、高いのです。
で、川や運河を使った舟運。
これが、多くの物をなるべく速く運ぶ従来の手段だったのですが、川の流れに逆らう向きに船を動かすには不便という欠点がございます。
で、マリアリーゼ陛下が主に聖母教会用にと持ち込んだくるま、その利便性から痴女皇国関係者だけではなく、一般にもその利用を解禁させて欲しいと願い出たアンドレ・シトロエンという湯田屋人の請願が通った結果、単純なしろものですが痴女皇国世界で組み立ても可能な部類のくるまを売り出すことも決まった経緯もあるのです。
しかし、連邦世界のフランス共和国のように、くるまを見境なく国民に売りつけておっては貴重な石油をいくらでも消費しかねない件が持ち上がったこともあって、人や荷物の運搬のための牛馬の再活用の話が出たのです。
そして、実のところはバクチ大好きな痴女皇国初代皇帝にして現在は上皇となっているマリアリーゼ・ワーズワース陛下のご趣味…いえいえ、すぽーつ競技や文化としての乗馬を振興すべきというご助言を頂戴したこともあって、特に馬の活用を進めているからなのです。
(フラメンシアちゃん、あたしはあくまで石油をケチって欲しいからなんだけど…)
(競馬場を作らせた際の稟議発議者に陛下のお名前がなければ。いえ、そのおかげで助成金やら追加予算を頂戴したからにはわしも全力で当たらせて頂くのは臣下のつとめ)
(ふふふ、物分かりのいい王女様は大好きだよ…)
(ねーさん、競馬はあくまでも副産物で、主な目的はフランスだけじゃなくて欧州全域での物流補助に家畜を活用するためですからね…フラメンシアちゃんも、競馬の方の騎手学校の売春はもちろん、体育学校や畜産学校での生徒さんにさせている売春の方もちゃんとお願いしますよ…)
(ははぁっベラ子陛下、その辺も抜かりはございませんっ)
(ふふふ、それでこそ次期南欧行政局長と注目されているフラメンシアちゃんなのです…あたしの目に狂いはないのです…)
そうです。
主に、パリの西側に存在するいくつかの森…サン・ジェルマン・アン・レーやフォッス=ルポズにマルメゾンといった場所の森林公園を活用して、欧州各地から受け入れている貧困児童の再教育を行っておるのですよ、痴女皇国フランス支部…。
そして、私どもの一連のお話ではベルサイユ宮殿がパリの中心部、セーヌ川の北岸に移築されておりますけど、その跡地と巨大な庭園や噴水公園、それから私の超・遠縁の叔母である王妃マリー・アントワネットが整備させた「王妃の村里」を再活用して牧畜や園芸、そして農業学習の実習地としても運営しております。
で、これらの森では人間の男性、わけても若い少年から頂戴できる精気を収集するための活動も日夜、行われております。
すなわち…売春の場としても活用されておるのですよ。
そうです…ベラ子陛下こと、痴女皇国二代目皇帝たるマリアヴェッラ・ボルジア・ワーズワース陛下のお話にありました、牧畜や騎乗を学ばせとるはずの学校の生徒の話に、なんで売春という文言が混じるのか。
なぜ、牛や馬と、男を買いに来る女の件が繋がるのか。
まさに、私ども痴女皇国女官に必須の資源である「精気」なるものを収集するため。
私のような痴女種女官、その気になれば不眠不休で延々と活動できたり、あるいは超常の能力を発揮可能なのですが、その力の源たるや、聖母教会という痴女皇国が運営する宗教組織が各地に設置している教会に安置された聖母像が自動的に集めてくる不可視の精気にあるのです。
そして、牛や馬を飼ったり、あるいは馬車や牛車に農機具などを牽かせることを教える場で、売春もさせておる理由ですけどね。
むろん、石油王とかいうれんちゅうが羊と女を虐待していたかのごとく、牛や馬と女にいかがわしいことをさせるためではありません。
やろうと思えば、できますが。
(動画もあるのは内緒で)
(一応は動物虐待になるから、痴女島の智秋記念牧場での撮影分を含めても、あまり本数はないんだけどね…)
(馬たちも正直なところ、ええ顔せんのですよなぁ…無理強いさせるわけにもいきませんし…)
(動物虐待の請願が入らない程度でいいわよ…)
で、早速にも痴女皇国本宮内務局長であるマダム・田中雅美と不穏な話に及んでおるわたくしフラメンシアですが、その説明のためにも現状のオートゥイユ馬術学校について、いくつかの件をお話させて頂こうと思います。
ええ。
これは、優秀な男児、それも運動で才能を発揮するであろう少年を目にした、子宮で思考するオナゴたちの話なのです…。
ふらこ「で、この話ですけどな、実のところはとあるコンテストとかコンクールっちゅうもんに応募するために、わしらの話から切り出したもんらしいのですわ」
てれこ「つまり、聖院世界シリーズとやらをお読みであれば、まぁ新しい話というわけでもない模様」
ふらこ「ただし、ちょっとした書き足しやらもろもろも入ってるそうやで」
てれこ「読んでみて損はないんかのぅ」
ふらこ「とりあえず、よろしくお願いしますのです…」