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白紙

作者: 川進

白紙


あの。

道に、まよいました。

どちらに行けば、良いでしょうか。

あげ足取りをするようだけれども、

そもそも、道なんて、あったでしょうか。

だから、好きなところに、ぺたぺたと、足あとをつけながら、行くと良いのではありませんか。

ときどき、ぐるぐると回って、円を描いてみたり、ふらふらと左右に揺れて、波を描いてみたり、きちょうめんに、しっかりとはかって、三角を描いてみたり。

有名な、あの大作のように、脳みそと時間をたっぷりと使って、描き上げても良いと思います。

まるで、白い紙の上を行くようですね。

わたしも、そんなふうに、見えてきました。

せっかくだから、鮮やかな色もたくさん使って、またとないものにしてみては、いかがでしょうか。

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