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2話 魔の森の魔女の友人だがもう遅い!

 「リックス様、ビンのやつはどうなりましたかな?」


 そう訪ねてくるのはリックスに情報をビンは無能だと提供した物の一人の中年貴族の男ジーンだ


 「やつならもう国外追放となって既に国を出て行ったぞ!情報によればどうやら北の魔女が住むと言われている魔の森に行ったとのことだ」

 「作用でございますか、あそこは凶暴な魔物も多いと聞きます。これはビンの奴も無事ではすまんでしょう」


 ビンがなぜわざわざそんな危険な森に向かったのかさえ気づかないようだが、ビンの動物使いの力があれば魔の森の魔物などどうということはないのだが彼らはそれを知らないのである


 「リックス様、ビンがいなくなった問ことは、その分我が支部に予算が回るという事で良いのでしょうか?」

 「うむ、そういうことになるな、予算会議に関しては後日開かれる、それまで待っているがよい」

 「かしこまりました」


 とニヤニヤとした顔でジーンは答えるのであった

 そこからリックスがいなくなって


 「ふふふ、あの若造め!この国最強と言われて図に乗っているようだがそうはいかんぞ!いずれ貴様のような平民風情はビンのように痛い目に合わせてやるわい」


 ジーンはなぜリックスが国最強なのかを知ってはいるが所詮は噂が大きくなって事実とは異なっていると思っているだ

 そう、彼は知らないのである!リックスが国最強であり!リックスに関する噂は事実であると言うことを!




 それから数か月の時が流れた


 「ど、どういことだ!」

 「は、はい!」


 王からの回答に答える兵士


 「我が国の動物たちが言うことを聞かなくなりました!」

 「そ、そんなことは見ればわかるわい!ワシが聞いているのはなぜこうなったのかを聞いておるのじゃ!」

 「は、はい!それは動物使いのビンを国から追放したことによって、ビンたちに世話をされていた動物たちが怒り狂ったからです!」

 「なんだと!?なぜそんなことがわかるのだ!」

 「それは動物の言葉を理解できる魔法を持つ者がそのように答えているからです!」

 「ならばまずその者を呼んで参れ!」

 「かしこまりました!」


 こうして国を去ったビンの影響が出始めたのであった

 だがこれはまだ始まりに過ぎないのであった。


 「それで貴様が動物の言葉がわかる者か!」


 そう言って国王は動物の言葉は理解できる魔法を使うものに問いかけるのであった


 「そうですね!でもまさかあのビンを国外追放するとは思いませんでしたよ」

 「なんじゃ!貴様はビンの何を知っているというのだ!

 「別に私はこれと言って彼のことを知っているわけではありませんが、前々からここの動物たちや龍たちはビンの世話になっていたわけですからね。彼らからはよくビンと言う男の話を聞いていたのでその程度のことしか知りませんね」

 「うむ、ならばよく知っているはずだ!やつは無能だということもな!」

 「無能ねぇ」

 「むしろ私から見れば、ビンを国外追放した国王が無能に思いますがねぇ」

 「なんだと!このわしを愚弄するか!」

 「いえいえ滅相もございません!無能を無能とただ言っただけですよ!無能の王様!」


 とクスクスと笑いながら国王を小ばかにしていくのであった


 「このわしをバカにしてタダで済むと思うなよ!やれお前たちよ!」

 「はい」×36


 そうして兵士たちが男を囲むのであったが


 「無駄ですよ!」

 男は兵士たちの顔を見たのである

 その瞬間兵士たちは石に変わったのであった


 「ど、どういうことだ!兵士たちが、い、石に!?」

 「どうしました国王?」

 「く、貴様は何者だ!」

 「そう言えばまだお答えしてませんでしたね」


 そうして国王の問いに答えようとする男


 「そうですね。魔の森の魔女の友人とでも名乗りましょうかね」

 「魔の森の魔女の友人じゃと!?」

 「まさか貴様は魔の森の住人とでも言うのか!」

 「そうですね、私の生まれは魔の森ですが別にそこで今は暮らしてる訳ではないんですよね。今は世界を旅をしていろんなものを見てるって感じですね」

 「く、くそ、おい!早くリックスを呼んで来い!」

 「そ、それが今リックス様は暴れている龍の処理に行っていてこちらに来ることができません!」

 「な、なんじゃと!?」

昨日始めたばっかりなのにもうブックマークとか総合評価ついててビックリしました!

まさか付くとは思わなかったんでビックリしました!

初心者ですが何とか頑張ります。

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