1話 無能の動物使い国外追放されるがもう遅い!
初めて書くので至らないところがあるかもしれませんが温かい目でよろしくお願いします。
「国王陛下!やはりビンは無能ですぞ!」
そう彼は、つぶやいたのは王国でも最強と名高い騎士のリックスだった
「うむ、やはりそうであったか」
「そうです国王!ビンなどという、動物使いなどいなくても他のものでも充分勤まります!」
そう、この国では動物や龍などの世話はビンと言う、代々国に従えている動物使いによって世話されている
「これ以上ビンに高い金を払っても無意味です!」
代々国に勤めているビンは国に認められ今では公爵まで認められたのだが、今では彼の代々引き継がれている動物使いは、国にとってはただの高い金を払うだけの無能という扱いなのである
「ビンは、他のものにも出来る仕事をあたかも自分にしか出来ないように見せかけてるただのペテン師です!」
「事実ビンがいなくなったからと言って国の馬や龍がいう事聞かなくなるなどとあろうことがございません!」
「ならばビンを呼んで来るがよい!」
「かしこまりました」
そしてビンは国王陛下に呼ばれたのであった
「ビンよ、おぬしはクビじゃ」
「な!?」
突然国王からの呼び出しにいきなりのクビ宣言に戸惑うビン
「な、なぜクビなのでしょうか?」
「リックスから報告があった。どうやらリックスの元には大量のビンが無能と言う情報を受け取って実際に調べた結果ビンよ!」
なぜ騎士であるリックスのところに情報が行くかというと、なんとその若さでリックスは過去にそれを成し遂げるだけの実績が認められ、今では国の情報を管理を任されるだけの信頼と強さを持っているからである
「リックスが調べたところによるとビンは誰がやっても同じような仕事やっているだけというではないか!」
「ビンよ!我が国では一人の人間に膨大な金をつぎ込むことは出来んのじゃ!」
「ですが国王それには訳が!」
そこでビンが理由を告げようとするが
「ええい!見苦しいぞビン!」
そういったのは騎士のリックスだった
「もう貴様などいなくとも今では魔道具も便利になり、貴様みたいな動物使いなどいらんのだ!」
確かに今では魔道具も便利になり、様々な日常に今では役立っているのだが、それでもビンが使う動物使いの力には遠く及ばないのだがそれを知る由もないのである
「よってビンよ!お主は今まで国を騙して誰にでもできることで自分にしか出来ないと嘘をつき高い金を巻き上げてきたビンを公爵を剝奪し、国外追放とする」
無情にもビンに下されたのは、公爵の剝奪と国外追放だった
「こ、国王!それはあんまりだ!」
「ええい!命があるだけありがたいと思え!本来であれば死刑でも文句は言えぬのだぞ!」
とリックスは言ったのである
こうしてビンは国外追放を受けて国を出ていくのだが、彼らはまだ知る由もなかったのである
これから滅びいく国々の始まりだと言うことを・・・
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