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プロローグ(挿絵あり)
第2章の始まりです。
頑張りますので、お付き合い宜しくお願いします(◡ ω ◡)
「もう……オレに構うな」
彼女は僕にハッキリと拒絶の言葉を口にする……。だけど僕は彼女の言葉に素直に従う事が出来そうにない。だって……彼女は今にも泣き出しそう表情を浮かべていたから。……だから僕は。
「ごめん、それは出来そうにない」と僕は、彼女の申し出をきっぱりと断わる。
彼女が息を呑むのを気配で感じ取る。彼女の特徴的な銀髪は暗闇の中だというのに輝いて見えた。
僕は目を閉じる。……そして彼女――銀狼と呼ばれた少女と初めてあった日からの事に思いを馳せる。
あれは確か……1ヶ月前の梅雨入りする前の日の事だったか――。
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