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どうだ!これが世界だ!!  作者: 山崎 ホワイト
4/6

街へ行く







お父さん、お母さん俺は今、異世界に来ています。

異世界に来たのは手の平に光の玉を出してドヤ顔している女神クレンに釣られたからです。

この女神、俺に自分の力を見せると言って


神光ゴットシャイン!!!」


見せてくれました力は、ちょっと眩しいだけのソフトボールほどの、光りの玉があるようにしか見えません。


「いや、なんだよこれ!?何だこれはちょっと眩しいだけじゃないか!こんなんで、何の役に立つんだよ!」


「何言ってるの? この神聖なる光の輝きが分からないなんていままで何してきたの?」


「普通の学生してたよ!立派な一般人してたよ!・・・・他に出来ることは?」


「あなた、この神聖なる光があれば他に何がいるって言うの?バカなの?脳みそ置いてきたの?」


「バカはお前だろ!!なんだよこれ!ちょっと眩しいだけじゃないか!こんなのちょっとした灯りにしか使えねーよ!」


「全くこれだから、餅程度にやられるのよ」


「お前、白い悪魔なめんなよ!これまで何人の人が奴にやられたんだと思ってるんだ?って言うが何でお前俺の死因知ってるんだよ?」


「私が優秀なる女神だからに決まっているでしょ!私は光の女神よ情報も光りの速さで分かるわ!見てなさい!」


クレンは目を閉じ集中し出した。やっと女神らしく少しは、すごい力があるのかと思ったが・・・・ん?

こいつ寝てないか?


「おーい。起きてますかー?」


「くーくーく・・・・」


「・・・・・・やっぱ寝てんじゃねーか!! おい!起きろ!」


頭を叩いて起そうとしたらコイツの白い帽子が手を噛んできた。


「ぎゃあああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」


「何よ・・騒がしいわねムニャムニャ。はっ!チョロッピ?!あなたどうしたの?」



俺が更に痛がっていると,クレンは腹を抱え


「ぷぷぷっ!めっちゃ痛がっているんですけどあの男、私を崇めないバチが当たったのね」


「違うわ!お前が寝るから起こそうとしたんだよ!」


「なんて事!寝ている私を襲おうとしたのね!さぁチョロッピ早く退治しなさい」

クレンの言葉を聞いて俺の手を噛んでいる犬はさらに、噛む力を強くする


「ぎゃあーーーーー!!頼むから早く止めてくれよ指が無くなるぅーーーーーー!!」


「なら早く私に謝って!!誠心誠意謝って!!」


「なんで俺が!?何にも悪い事してないのに!?ぎゃーーー」


「チョロッピ少し噛む力を緩くしなさい。今から、その変態の謝罪があるわ」


「ワン!」


「くっ!この度は誠に申し訳ございませんでした!」

土下座をし、額を地面に付けながら俺は

くそっ!!覚えておけよこの駄女神!この恨みいつか晴らしてやる!

復習することを密かに企んでいた


「いいわ!私は寛大で超優秀な女神だから許してあげるわ。チョロッピ私の頭に帰って来なさい。」


チワワの見た目であるチョロッピは俺の手を離しクレンの元に帰って行った。

手には、歯型がクッキリ残っていた。痛い


クレンによるとチョロッピは眷属である犬らしい。

いつから一緒にいるかは、覚えておらず、気が付いたらいつも一緒にいるようになっていたらしい。





俺たちは、とりあえずファスの街を目指すことにした。

よく見ると近くに道があり、この道を行くと街に着けるだろうと判断し歩いて行くことにした。




___________________________




しばらく歩くと目的地である、街が見えてきた。


街は石で、できた塀で囲まれて、門の前には兵士らしき人が立っていた。近づくと俺たちに気づいて声を掛けてきた


「見ない顔だね、どこから来たんだい?」


こういった場合はたしか

「えーと。東にある日本から来ました。」


地名を聞いた兵士の人は顎を触りながら何かを思い出しているように見えた

「聞いたことないがないな~。これでも結構地名には詳しいと思っているんだが、かなり田舎なのかな?まぁいいか、遠いとこから来たんだね。2人旅は大変だったろう?」


「すごく大変でした。来るだけで色々ありすぎて思い出したくもないです」

そう、俺がこの街の来るまでの間に犬は突然どこかに走り出すし、クレンはまだ~とかもう歩けなーいとか言うし、休憩しようと座ったら落とし穴に落ちるし、この女神は腹抱えて笑うし、助けようと近くに来たらこいつも違う落とし穴に落ちるし・・・・・・最悪だ。

来るまでの苦労を思い出し涙を流していると、兵士の人は、何かを察したのか俺の肩に手を置いて優しい声で


「そうか・・・若いのに苦労したんだね。今日はゆっくり休んで疲れを取るといい。・・・ところで2人はどうしてこの街に来たんだい?」


「冒険者のなるために来ました。」

「世界が私を求めているからよ!」

こいつはキラキラ輝きながら両手を広げて言った。



兵士の人は苦笑いしながら。クレンを温かい目で見ていた

「・・・そうなんだ。かわいそうに、それほど過酷な旅だったんだね・・・・・・冒険者ギルドはこの道を真っすぐ行ったら着くよ。」


「ありがとうございます。よし行くぞクレン」

「あの人、私を哀れんでいる気がするんですけど」

「気のせいだ行くぞ」

「そうよね。ちょっと待ってよ」




ギルドに続く道の両端には、色々な店があり、クレンとチョロッピが寄り道しようとするのを止めながら俺たちは、ギルドに向かった。ようやく着いたが、着くころには空はオレンジ色になっていた。


「どんだけ時間が、かかってんだよ!もう夕方だよ!」

「うるさいわね~。私は悪くないわよ、悪いのはあんなに美味しそうな匂いを出す店が悪いわ、ねーチョロッピ」

「ワン」

こいつは頭の上にいる犬と一緒に私たちは、悪くないといった、態度をしていた。


「は~もういいよ取り合えず今日は登録だけでもして明日から始めよう」

「そうね。早く終わらして食べに行きましょう!」

「ワン!」





ギルドの扉を開け中に入ると、他の冒険者がたくさんおり騒がし音や声が聞こえてきた。

一番奥に大きなボードらしきものがあり多くの紙が貼ってある。ボードの前にはテーブルがあり何やら盛り上がっている。右には受付みたいな場所がある。

左には食事をしている人がカウンターに座っていた。隣には通路があり騒いでいる声が聞こえる。

俺はこれが冒険者ギルドかと、キョロキョロしていた。


「ん?おぬし珍しい格好しておるの。冒険者志望か?」

手前のテーブルにいる、じいさんが気づき話しかけてきた


「そうだよ今日この街に来たんだ。」

「そうかそうか。登録ならあそこの受付で、できるが今は人が多いから少し待つのを勧めるぞ」

じいさんが指した所を見たら確かにかなり並んでいた


「あんがとじいさん。そうするわ」

「えーー待つのー早くすましましょうよ」

「ワン」

「気持ちはわかるが、見ろよあそこめっちゃ並んでんじゃん。どうせ待つなら座ってのんびり待とうぜ」

「お腹空いたーー」

「クゥーン」

クレンは床に座りながら足をバタバタさせていた。チョロッピは、仰向きになり腹の音を鳴らしていた


「我慢しろ。俺だって腹減ってんだ。そういえば俺、金ないんだけど。持ってる?」

クレンは立ち上がりプンプン言いながら手をポケット入れた


「当たり前でしょ!私を誰だと思っているのちゃんとポケットの中に・・・」

ポケットの中を探っていたクレンは、冷や汗を掻きながら止まっていた。

俺は大体予想がついていたので穏やかな声を出しながら聞いた


「どうしたんだい?まさか忘れたんじゃなよね?」

「忘れてないわよ。でも、えーと実はお金を入れていたポケットがこんな感じでして」

クレンは右のポケットの破けた部分を見せてきた


「分かっていたよ。お前はやらかす子だって、でどうすんの?俺たち無一文なの?」

「えーーと。左のポケットは無事でして500デルはあるんで1人分は何とか・・・・。そのーーえーと、あのーその手は何でしょうか。」

コウタは右手をクレンに出してニコニコしていた。


「さぁ俺にお金をプリーズ」

「いやよ!これが、私の全財産なのよあげないわよ」

クレンは500デルを握り、渡さない、オーラを出していた


「誰のせいで、こんなことになっていると思ってんだ。大体お前、昼食ったからいいじゃないか。俺はこっちに来てから何にも食ってないんだよ!水しか飲んでねーよ。腹ペコだよ!いいから寄越せよ」

俺は嫌がるクレンから金を取ろうとし、クレンの拳の指を開かせようとしていた


「いやーーーー(涙)やめてー取らないでーーーーー」

少しずつ開いてきて、もう少しで取れそうになった時じいさんから俺たちを止める声が聞こえた


「落ち着きなさい。若い子が腹を空かして争うのは、見てられん。今日は私が奢ってあげよう」

じいさんは髭を触りながらお金を出した

「えっ!でも」

「ありがとー!!あなたいい人ね。これからきっといいことがあるわ、私が保証しましょう」

「お前少しは遠慮しろよ。すいません後日必ず返します」

「気にしなさんな。今日から冒険者になる2人にわしからのお祝いじゃよ。頑張れよ、わしは隣の酒場で飲んでくる。それとここのおすすめはフェリーの唐揚げじゃ」

手を振りながらじいさんは左の通路に行った


「ありがとうございました。はぁいい人がいて助かった」

「そうねモグモグ」

「ワン」

振り返ると駄目神と犬は食事をしていた。いや、いつ頼んだんだよ!つーか来るの早いよ。ついでに食うのも早いよ。またリスみたいに、ほっぺがパンパンだよ。

「おい」

「何よ私の分はあげないわよ。コウタのも来るから待ってなさい」

「ワン」

「お前は人に感謝する気持ちがないのか?」

「あるにきまってるでしょ!私ほど感謝する気持ちを持っている神はいないわ」

「ワン」


絶対嘘だと思ったが俺の分の唐揚げが来たので黙る事にした

「あっ美味しい」

「でしょ注文した私に感謝しなさい」

「はいはい。ありがと」

  

食い終わったら登録に行こうと考えながら俺は、食事を進めた。






文章を書く大変さを改めて感じています。

技や人の名前を考えるのが難しいとすごく感じています。いい方法があれば是非とも教えて欲しいと思っています本当にマジで。

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