第九話 クエストセンターにて
期末テスト一日目終わりました!!。
学生の皆さんは頑張ってください!!!!。
第九話です。 どうぞっぉ~~~^^
『パーティーメンバーの”冥界で鳴きし悪魔テンペスト”が気絶状態になりました。』
メッセージが追加される。
気絶状態、と言うことはまだ天のHPは0%になっているわけではないようだ。
天を気絶させた少年は、俺達(受付姉さんを含む)を数えるように見た後に、
「四人・・・・・楽勝だな。」
と呟く。
楽勝、なめたこと言ってくれるじゃないか、と、俺が言う前にスカルナイトが言う。
「楽勝? ハ八ッ、オヌシ、寝言は寝てから言うのだ。拙者のlvは76じゃぞ。オヌシなど一太刀で斬り殺せるわい。」
しかし、少年はスカルナイト言葉など聞いてない素振りで、
「この程度なら俺一人で充分だけど。 どうする?捕獲する?それとも殺す?廻す?拷問する?実験する?融合させる?どうする?どうする?どうする?」
と、誰もいない待合ソファーに向かって話しかけている。
誰と話しているんだ?鑑定スキルを使っても何も表示されない。
シルが説得するように声を掛ける、
「あなたは何をしたいんですか?何が目的ですか?今誰と話してるんですか?。」
それを聞いた少年は、
「あぁ・・・、お前達には見えてないのか。どうです?変色蜥蜴龍さん、出てきてもいいんですか?。」
すると何処かから、
「明白了。可以显示。现在显出身姿。(わかった。見せてやってもいい。今、姿を現す。)」
と低い声が言う、中国語?か。
すると何もなかった空間から、身長170cm程度、年齢は18ぐらいだうろか、髪は鼠色、目は緑色、何かの鱗で出来たフード付きのマントを羽織っていて、、腰に魔導書を装着している。
そして、変色蜥蜴龍が何かを言う。
「好,由于这个能看见吗? 就要开始啦,舞蹈!!!(よし、これで見えてる? そろそろ始めようぜ!)」
相変わらず何を言ってるのか分からない。
「日本語で話せよ。」
俺が言う。
それを聞いた変色蜥蜴龍は驚いた顔をして、
「あぁ、ごめんごめん、最近まで中国に留学していたからね。・・・・・・・・・・・・あれっ?、この世界の言葉は、ガルドス語とメンチラス語とケル語、の三つだけじゃなかったっけ?、日本語ってことは君も僕と同じ世界から来たのかな?。」
・・・。 君も、ってことは、こいつらも俺と同じ世界から来たのか。
俺は冷静だった。
同じ世界から来た奴と会ってるのに、
喜んでもいいはずの出会いなのに、
冷静だった。
なぜだ?、
答えは簡単だ。
俺のパーティーメンバーが、俺の恋人が、天が、こいつらに殺されかけているのだ。
そうだ、こいつらは俺の敵だ、殺すべき相手だ。許さない。天のHPは見たところ残り10%程だろうか。
何してくれてんだ。 俺の天に。 自分のことを初めて好きと言ってくれた人に。
俺は内心怯えながらも、できるだけ恐い顔をして、奴らを睨みながら言った。
「殺される覚悟はできてんだろうなっ・・・!。」
明日もテスト頑張りますッ!!(`・ω・´)
見てくださりありがとございました!!!!!