第四話 朝食と プロフィール作成と スキルポイント振り分けと。
眠いですとにかく眠いです。 授業中に何度寝たことやら・・・。(単位とれてるかな。。。)
そんなわけで四話です!!! どうぞぉおおおおぉ~~~~
今からプロフィール作成とスキルポイント振り分けをしよう、と思ったが腹が減ってきたので先に朝食を済ませることにした。
寝ていた部屋からリビングに出る、リビングは15畳ほどの大きさのスペースだった。テーブル1つに椅子が1組、それにソファーが置かれている。そしてリビングに接するような形でキッチンがついている。
キッチンに入ると流し台と自分の身長と同じくらいの大きさの、でっかい木箱がある。
木箱を開けてみる、・・・・・涼しい。木箱の中が信じられないくらい涼しい。魔法でもかかってるのか、と思いながら今日の朝食に使えそうなものを探す。毒々しい植物、光るキノコ、硬そうな鱗に包まれた肉塊、甲殻類の脚のようなもの、などがある。結局、木箱の中から使えそうな植物(現世にあった野菜っぽいものと、根っこから麺っぽいものが生えた草)と米っぽい豆を使う。あとは油と水と調味料らしきなにか。
ソファーで眠たそうに横たわっている天に、急かされているので早く朝食を作り、朝食を天と一緒に食べながらプロフィール作成とスキルポイント振り分けをしよう。
~~1時間後~~
料理が完成した。ラーメンとチャーハンだ。朝食にしてはガッツリしているが旨かったらいいだろ?。
天はラーメンを知らないらしく、料理が完成した直後に興味津々にのぞき込んできた、ラーメンとチャーハンを2人分のお椀に入れ、テーブルに持っていく、そして俺は天に、食べるものに対しての食べる前のあいさつ「いただきます」について教える。
そして、 「いただきます。」「いただきまぁあああす!!!」
二人で朝食を食べ始めた。
どうやらラーメンの味は天の好みだったらしくズルズルと、すすりながら食べている。ここから本題に入る。
「天、プロフィール作成とスキルポイント振り分けを、したいんだけどいいか?」
「ズルッ。いいよ。ズルルッ。」
天は必死に麺をすすりながら答える。
「飽喜妬のキャラクターネームは”釵 飽喜妬”よ。 ズルッ。 ネーム変更する?。」
と、天は言いに来た。その直後、メッセージ欄に、
『あなたのキャラクターネームを変更しますか? Yes/No』
というメッセージが追加された。
誰でも確認できるキャラクターネームが本名でフルネームなのは不味いだろう、と思いながらYesを選択する。すると今度は、
『新しいキャラクターネームを入力してください。。。』
というメッセージが届く。ネーム入力の欄に、ひらがな、カタカナ、アルファベット、記号、が入力できるようになっている。よし、俺は決めた。
そして宙に浮かび上がる半透明のキーボードを打つ。
『キャラクターネーム
”santa muerte”
に決定しますか? Yes/No』
Yes。
『キャラクターネームを”santa muerte”に決定しました!!』
というメッセージが表示される。
「サンタ ムエルテ?なにそれ?」と天が聞きにくる。
「スペイン語で死の聖母の意味を持つ。って言っても俺は女じゃないがな。ちなみに、女神として描かれることも多いらしいが実際は”赤い傷んだローブを纏り巨大な鎌を持った骸骨”という姿らしい。。」
俺の応えを聞いた天は「フーン」と言いながらまたラーメンをすすり始めた、それを見て俺もラーメンを勢いよくすする。
~~10分後~~
朝から、お腹いっぱいまでラーメンを食べた天はまた眠たそうな顔になりテーブルに顔をうずめた。
「えーっと、次はスキルポイントの振り分けね。 飽喜妬にスキルポイントを送ったから自由に使ってね。」と言って寝てしまった。(自分の彼氏に対して対応が雑じゃないか?)
すると確かにメッセージが追加されていた。
それを確認する。それには、
『スキルポイント振り終わったら起こしてね。ちょっとだけ村の周りを紹介してあげる。 ボーナスポイント+4500 スキルポイント残量5000』
よし、はやくスキルポイントを振り分けて、天とこの村周りをデートするとしよう。ボーナスポイントまで用意してくれたのか、優しいな、とか思いながら。
スキルポイント振り分けはじめる。
『スキルポイント振り分けを開始します。
振り分けてください。』
スキルポイントは基本的に、筋力、美しさ、生物知識、鑑定知識、医療知識、射的力、操作力、の7つだ。他にもスキルポイントを大量に消費することで強力なアイテムや装備(神器)を手に入れれる。
悩む。すげぇ悩む。
~~30分後~~
悩んだ末に俺は、筋力に+10、射的力に+5、美しさに+5、医療知識に+10、鑑定知識、生物知識に+30ずつ、消費した。あと4910もスキルポイントが残っているが、4910程度じゃ、神器も買えない。すると新しいメッセージが届いてることに気付くいた。メッセージを開く、
『ギルドに貢献した貴様の栄光を称え、+10000ポイント を貴様に送った。これは一軒家を買えるレベルの大金だ。よく考えて使うように!!!!! +10000ポイント スキルポイント残量14910』
(きたぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!)
信じられない!10000ポイントだ家も買えるらしい。でも家ならここがあるしな、
そうだ、神器を購入してみよう。
神器購入画面にはいろいろな神器が表示されていた、魔剣デュランダル、奴隷錠、黄金刀、凍結のマグナム、白虎刀、鳳凰銃、玄武盾、青竜槍、混沌の牙、白澤の指杖、重力の剣、蜻蛉切、聖剣エクスカリバー、鵺尾刀、閻魔刀、などの神器がいろいろなポイントで売られている。その中で”断刀・タチギリ”という剣を気に入った、他にも抜骨鎌カマイタチというのも気に入った、タチギリは長さ60cmぐらいの少し太めの刀で、
カマイタは柄の部分で1m50cmぐらいだ。俺の身長(176cm)に対して1m50cmはデカいのだろうか・・・。
まぁ、そんなのどうでもいい、サブウェポンをタチギリ、メインウェポンをカマイタチにしよう。
そうして俺は、2つとも買った。5000ポイントずつで合計10000ポイントだ。
すると、すぐに目の前に60cmくらいの大きさの、赤色と黒色の混じり交じりになった刀『断刀・タチギリ』が現れる。持ってみると中々な重さだ、筋力+10を付けていてよかったと思った。
すると、すぐにもう1つの神器『抜骨鎌・カマイタチ』が現れた。柄の部分は木製でウネウネと曲がりくねっている。そして、その先に灰色の金属で出来た、刃の部分がある。これも中々の重さだ。
あと4910ポイントを何に使うかも決めた。
3000ポイントの”舞龍扇子”というものだ。
使い方は知らないが購入してみる、すると、また目の前に1つの古びた扇子が現れた、開くと墨で扇子の表面に龍の絵が描かれている、使い方が分からなかったので、革鎧の胸ポケットに扇子をしまい、背中に”抜骨鎌・カマイタチ”を背負い、”断頭・タチギリ”を腰に掛ける。
この格好で天を起こしに行く。
テーブルで寝ている天に「おきろよ。振り分け終わったぞ」と声をかけてやる。
すると天が眠そうな顔を擦りながら顔を上げた。
「おぉ、神器も買ったのね、カマイタチは確かに便利だわ。でも、タチギリは初心者にはちょっと扱いにくいかも知れないわね。あと胸ポケットに入ってる扇子は見たことがないわ。 じゃ、2人でデートに行こっ♪。」と神器など、どうでもいいような口調で言う。
「そーいや、村を歩くときは武器を見せてていいのか?」
「あぁ、そのことなら大丈夫だよ。抜刀したら捕まるけどね。その前にっ、」
すると天は顔を赤く染め、恥ずかしそうにしながら俺の後頭部に手を回し、吐息が掛かるくらいに顔を近づけた。
天は・・・・俺にキスをした。とびっきりディープな。とびっきり濃厚な。キスを。
舌を絡めてくる。
天の唾液を自分の口に中に感じる。
苦しくなるくらい長い時間、キスをした。唇を離す、そしてもう一度口付けを交わそうとしたとき、
ガチャリ。。。
玄関からリビングにつながる扉を誰かが開けた。
誰だ?顔や腕が継ぎ接がれてる。
10秒ぐらい経ち、誰だかわかった。 名無しだ。
俺は反射的に天から離れた。 すると名無しが、すごくびっくりした顔をしてその場へしゃがみこんだ。
泣いている。
「あの、名無し? ごめんな。へんなとこ見せて。俺と天は、付き合うことになったんだ。だから今度から旅をする。そのパーティーに、名無し、お前が参加してくれないか?」そう言うと名無しは顔をあげ、
「私の名前は名無しなんかじゃない!!!。私の名前は”シル ハウベスト”!!! ”シル”よ!!!。」それに続けて、
「飽喜妬さんは冥鳴さんと付き合っているんですよね。」と言う。
「私はあなたのことが好きだったんですよ!!!。あなたと一緒に居たのは、少ない時間だったけど、話してて、すごく楽しかった。胸がドクドクした。でも!でも!!あなたは冥鳴さんと付き合っちゃったんですよね? どうせ今の私は体中継ぎ接ぎだらけで全然綺麗じゃない。うわぁ~~~~~ん!!!!うわぁぁああ~~~~ん!!!!」
また泣き始めた。確かに手術をしたから体中継ぎ接ぎだらけ、皮膚色が場所によって違うし、垂れた犬耳の片耳がない。
でも、でも今でも十分可愛い。
「今も全然かわいいと思うぞ?。」俺は言う。
「慰めなんていらない!!!」 シルが叫んだ直後、
ウォオオオォォオオオォォォオオオオオォオン
ウオォォオオォォォォオオオオオォオオオオオオオオオオン
ウオォォォオオオオオオオオオオォォオオォォォォォオオオオオォン
サイレンの音が鳴り響く。 俺達3人は呆気に取られている。
外からこの村の住人の叫び声が聞こえてくる。
『村にlv50のゴーレムが攻めてきました。村にいる冒険者、戦える人物はただちにゴーレムを撃退、または討伐をしてください。』ボーカロイドのような声のアナウンス音声が聞こえてきた。
俺達3人は顔を見合わせ家を飛び出した。
ゴーレムを倒すために。
いやぁ~~~~~最近めっちゃ疲れてます。
MMORPGにハマったり、TRPGにハマったりして、ネッ友と日の出近くまで遊んでます。。。
そんなわけで四話でした。誤字脱字の指摘、アドバイス、お願いいたします。
今回も見てくださり、・・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございましたぁぁぁぁぁあぁあ!!!!!