婚約破棄された私が起こした唯一の奇跡
最終エピソード掲載日:2026/03/19
「花しか咲かせられない令嬢に、王妃は務まらない」
婚約破棄を告げられたその日、フローラが手にしていたのは 母の形見の園芸鋏だけだった。
攻撃魔法こそが力の証とされる王国で、 花を咲かせるだけの魔法は六年間笑われ続けた。 父にも「家の恥」と呼ばれた娘が送られた先は、 誰も訪れない辺境の枯れた聖地。
けれどフローラが荒野の土を掴んだとき、 指先は別のことを告げていた。 この土はまだ死んでいない。
荒れ果てた大地に花を咲かせ、 枯れた土地を蘇らせていくフローラの傍らには、 聖地でたった一人、古い書物を読み続けていた神官がいる。 彼だけが知っている。 この魔法の本当の名前を。
一方、フローラが去った王都では、 原因不明の不作が広がり始めていた。 花が枯れ、穀物が実らず、 聖女の炎をもってしても大地は応えない。
辺境で花を咲かせる追放令嬢の噂は、 やがて王都にも届く。
婚約破棄を告げられたその日、フローラが手にしていたのは 母の形見の園芸鋏だけだった。
攻撃魔法こそが力の証とされる王国で、 花を咲かせるだけの魔法は六年間笑われ続けた。 父にも「家の恥」と呼ばれた娘が送られた先は、 誰も訪れない辺境の枯れた聖地。
けれどフローラが荒野の土を掴んだとき、 指先は別のことを告げていた。 この土はまだ死んでいない。
荒れ果てた大地に花を咲かせ、 枯れた土地を蘇らせていくフローラの傍らには、 聖地でたった一人、古い書物を読み続けていた神官がいる。 彼だけが知っている。 この魔法の本当の名前を。
一方、フローラが去った王都では、 原因不明の不作が広がり始めていた。 花が枯れ、穀物が実らず、 聖女の炎をもってしても大地は応えない。
辺境で花を咲かせる追放令嬢の噂は、 やがて王都にも届く。
第1話「花は剣にならない」
2026/03/19 12:08
第2話「枯れた聖地の目覚め」
2026/03/19 12:08
(改)
第3話「花の名前を知る人」
2026/03/19 12:08
第4話「花を売る女」
2026/03/19 12:08
第5話「調査官の目」
2026/03/19 12:09
第6話「王家の影」
2026/03/19 12:09
第7話「いなくなる、ということ」
2026/03/19 12:09
第8話「王子の後悔」
2026/03/19 12:09
第9話「手紙と花束」
2026/03/19 12:09
第10話「唯一の奇跡」
2026/03/19 12:09