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空舞う箒の巡遊譚  作者: あすへ
第三章 中部巡遊
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第1話 名古屋での休日

名古屋市に到着した頃、既に日が沈み、時刻は午後8時だった。


「ふう…やっと名古屋に着いたぁ…」


くたびれた結は急いで、名古屋市にある東海管区本部へ向かった。


「あれが管区本部か!」


屋上に降り立った結は中に入り、仮眠室を借りてベッドに転がり一息ついた。


「はぁ〜、疲れたぁ…よし、お風呂に入ろう」


少しくつろいだ後、結はお風呂に入り、暖かい湯にほっとする。


「あったかい…」


お風呂から上がった結は報告書を書き、再びベッドに入って眠りについた。


---


翌朝。


「ふぁ〜…もう朝か…今日は休日だから、名古屋を観光しよう」


朝食を済ませた結は屋上に上がり、魔力を込めて箒に乗った。


「まずは…名古屋駅に行くか」


名古屋駅に到着した結は、駅の入口に降り立つ。


「大きい駅だし、人もたくさんいるなぁ〜…」


結はまず、駅からほど近い名古屋城へ向かうことにした。

壮大な天守閣を見上げ、思わず息を呑む。


「うわぁ…本物の名古屋城だ…教科書でしか見たことなかったけど、やっぱり大きいなぁ」


城の周りでは観光客が写真を撮ったり、散策を楽しんでいる。

結も箒をバッグにしまい、ゆっくりと城の石垣を登りながら見学した。


次に向かったのは、大須商店街。

狭い道にお店がぎっしり並び、食べ歩きやショッピングが楽しめる通りだ。


「どれも美味しそう…まずは何を食べようかな」


結は迷った末、名古屋名物の味噌カツと手羽先を選ぶ。

熱々のカツを口に入れ、思わず笑みがこぼれる。


「うん!美味しい〜!」


食後にはお店の人に勧められ、名古屋名物の抹茶スイーツもいただく。

甘くてほろ苦い味が、旅の疲れをすっかり癒してくれる。


その後、結はテレビ塔と久屋大通公園へ向かう。

街の中心にそびえるテレビ塔を見上げ、箒を収納しながら近づく。


「高いなぁ…上からの景色もきっと綺麗だろうな」


せっかくなので展望台に登ると、名古屋市街が一望できた。

夕焼けに染まるビル群、行き交う人々の姿、遠くには名古屋港のシルエットも見える。

結はその光景に少し感動し、静かに深呼吸した。


「こういう時間も、大事だよね…」


さらに結は、路地裏のカフェを見つけて休憩することにした。

店内は落ち着いた雰囲気で、香ばしいコーヒーの香りが漂う。


「ふぅ…ここで少しゆっくりしよう」


スイーツとコーヒーを楽しみながら、結は今日一日のことを思い返す。


「名古屋って、美味しいものも多いし、街も活気があって楽しいなぁ…」


午後も遅くなり、結は再び箒に乗って街を少し飛ぶ。

ビルの谷間や公園、川沿いの道を眺めながら、次のパトロールルートを頭に描く。


「今日は観光だけだったけど、街の雰囲気を知れたし、次に役立つかも」


日が沈み、街の灯りが少しずつ輝き始める頃、結は管区本部へ戻った。

ベッドに横たわりながら、明日からの全国パトロールを思い浮かべる。


「明日からも頑張ろう!」


次回に続く....


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