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空舞う箒の巡遊譚  作者: あすへ
第九章 東北・北陸巡遊
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第1話 青森市での1日

日が真上に昇る昼頃、結は青森支局の仮眠室で深い眠りについていた。


「スースー…」


昨日の疲れがまだ残っていたのだろう。スマホのアラームが鳴り、結はひょいと体を起こした。背伸びをしながら、少し眠そうに呟く。


「ふぅ…いい朝…ではないか…」


ベッドから降り、カーテンをぱっと開ける。外には、雪で真っ白に覆われた景色が広がっていた。


「今日は、部屋でゆっくりしよ…」


結は再びベッドに飛び込み、心地よさに顔をほころばせる。


「部屋、最高〜」


しかし、ずっと部屋にいるわけにはいかない。事務室で事務作業をこなさなければならないのだ。


「そうだった…事務作業があった…」


結は渋々腰を上げ、現実に向き合う覚悟を決めた。


事務室では、結が魔力異常の記録をまとめたり、電話対応をこなしたりしていた。


「やっぱり小さい支局だから、私を含めても3人しかいないな…」


そう呟きながらも、キーボードを打つ手は止まらない。集中しつつも、どこかのんびりとした雰囲気が支局内に流れていた。


それからしばらくして、午後5時頃、やっと空いた時間ができた結は、外に出かけた。


「さ、さむ…」


凍えた体を抱え、とりあえず近くにあったラーメン店に入る。


「ふぅ…暖かい…でも、ここはどんなラーメンがあるのかな。」


席に座ると、メニューに目を通す。


「へー…何かすごい…」


結の目に最初に飛び込んできたのは、味噌カレー牛乳ラーメン。せっかくなので、注文してみた。


しばらくして、注文したラーメンが運ばれてくる。


「美味しそう…いただきます。」


まずはスープをひと口。


「初めての味だけど…結構美味しい…」


次に麺をすする。


「う、うまぁ…」


あっという間に完食し、満足そうに呟く。


「まんぷくまんぷく。」


お会計を済ませ、店を出ると、外は再び猛吹雪。


「あ…寒そう…」


足がすくむ中、結は慎重に前に進んだ。


次回に続く....

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