1 プロローグ
この世は弱肉強食である。
これは世界が存在する限り絶対不変のルールである。
しかしこの世界にそもそも意味なんてあるのか?
無意味に生き、無意味に死ぬ。
でもほとんどの人はこれを認めていない。
人類が獲得した理性がこれを否定しているからだ。
哲学的な話になってしまった、話を戻そう。
もし魔法なんてものが存在していたらこの世はどれだけ楽しいものになっていただろうか。
これはそんな厨二病が考えそうな世界に転生してしまった1人の少年の物語である。
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「あーなんでこんなに暇なんだろう」
真っ暗な部屋に声が響く。
「ゲームもやりまくったし、気になってたアニメも全部見たし、深夜だけど自転車にでも乗ってどっか行くか」
俺 篠原 蓮は重度の引きこもり、しかしそんな俺にも一つ趣味がある。
それはサイクリングだ! 坂道を爆走するとこんな憂鬱な気分も全て吹っ飛ぶ最高の趣味だ。
「隣町のネカフェまで行くか〜。」
おれは自転車に乗り家の前の下り坂を爆走する。
「ひゃっほ~、まじで気持ちいいな。」
あ、そうだドリフトでもやってみるか。
よし片方のブレーキだけ押して…
あ、やばいコケる。
うっ、やばい頭打った。嘘だろこんなダサい死に方するのか?やばい意識が無くなってきてる。
「誰か助けて、、、」
■■■
ここは病院…?
良かった。助かったのか。
じゃ、ベットから起き上がってっと。
あれ体が動かない。
「ーーーーーーーー、ーーーーーー」
誰かが喋ってるのか?
「@#£⁉&*%↹↻∀∇∈‰≠!!」
え?
初投稿です。まだまだ書き方が下手ですが、
これからよろしくお願いします。