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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

つるぎの勇者

作者:弌樹カリュ
 この世界は、最高神の持つ水瓶の中にある泡沫の一つに過ぎない。
 杖の世界と呼ばれるこの世界には、魔力が満ち溢れ、誰もが当たり前のように魔法を操ることができる。
 魔力とは、魔を呼ぶ。
 魔とは、災いを呼ぶ。
 魔力と魔法は恩恵をもたらす一方で、さまざまな試練も与えた。
 魔物と呼ばれる人族の営みに害を及ぼす存在はその象徴たるものである。
 呼び方は違えど、魔物には国を滅ぼすものからくしゃみを出す程度のイタズラしかしないものまである。
 イタズラの魔物たちは放っておいても大丈夫だろう。
 多少、不便ではあるかもしれないが、大きな害はない。
 だが、国を亡ぼすようなものはどうであろうか。
 確実に殺したいと思うのが人族《ヒト》の性ではなかろうか。
 強大な魔物たちの中でもとりわけ強い魔物たちは、神話級と呼ばれ、世界に一六体もいる。
 神話級の次に伝説級、災害級と続いていく。
 人々は神話級の魔物たちを倒さんとする猛者たちを『勇者』と呼び、崇め奉った。
 この物語は選ばれた少年の物語ではない。
 自ら、『勇者』に成ろうとした少年の物語だ。
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