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3−4



いつものように下から、

俺を呼ぶ声が聞こえる。


『智也〜〜!いつまでも寝てんじゃないよ〜』



と母の声がする。



『分かったよ!今起きるよ』


と渋々起きて制服に着替える。


着替え終えたと同時に、

『おはようございま〜す♪』


と歩美がやってきた。


急いで階段を降りて、

歩美に元へ。


『おはよう♪智也!』


『おぅ!おはよう』


といつものように挨拶を交わす。


『じゃ、行ってきまーす』


と俺と歩美は家を出て、駅へと歩いていく。


『今日はかなりダルいなぁ』


と歩きながら、呟くと

『何言ってんの!今日は始まったばっかりでしょ!気合い入れな』


と歩美が渇を入れてくる。歩美は、昨日あった事を話はしてこなかった。


駅に着くと、

昨日の男達が待っていた。


俺と歩美は

黙って通り過ぎようとしたら、向こうから声をかけてきた。


『おい、シカトしてんじゃねぇよ!』


と言ってきたが、

俺は怠かった為、無視し続けた。


奴らはその態度が、

気に入らなかったらしく、

腰の辺りから光る物を出してきた。


俺はとっさに

ヤバイッ!?ナイフだぁ


と思い、歩美に

(駅の近くに交番があるから、俺が合図を出したら、もうダッシュしろ)


と歩美に告げると、

歩美は小さく頷く。


奴らはそれを知るはずもなく、猛スピードで俺の方に

向かってくる


その瞬間を待っていた。


向かってくる奴の一人に蹴りを腹に一発入り、男が後ろに跳ばされていった。


俺は歩美に


『今だ!』


と叫ぶと、歩美は交番に向かい走り出した。


ナイフを持った男が

歩美が走っていったのに気づき追いかけようとした時、

俺は、そいつの首を掴み

『オメェの相手は俺だろ!』

と言うと、

そいつの腕を掴みひねってやると、カラーンとナイフを落とした。

俺は、どうしても腹の虫が納まらず、顔を思いっきり殴ると

顎にヒット!!


即KOになってしまった。


しばらくして警察が到着!

したが、時すでに事は済んでいた。


警官が、

『何があったんだ?』


と聞かれ、

事細かに事情を話すと、


『正当防衛だから、何も無かったことに!』



と、見逃してくれて、

倒れた二人を連れていった。


と同時に電車がきて、


「歩美、行こうか!」


と言うと、


「うんっ♪」


と言って、俺と歩美は初めて手を繋ぎながら、学校へと向かった。

久々に投稿しました。 お待たせしてしまい、スイマセンでした。

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