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神宿しと壊れた神  作者: 七神リゥ
2章 四神は天高く笑う
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青龍関門

ザッザッ


1人の足音が聖なる森に響く。


「今日もいい匂いに景色…!」


彼は四神家の青龍家当主、水紀。その名の通り、水の魔術などを操るのを得意とする。


「ここらへんは闇は現れなさそうかな?」


こんな綺麗な森に闇なんかが現れるわけがない。もし現れたとしてもすぐ気づけるだろう。彼の多重結界があるのだから。

彼は四神家の中でも守りに強く、四神家の防御専門となっているほどだ。

だが、一方で、四神家の中で1番戦闘能力が高い白虎のように戦闘能力はなく、むしろ1番低い値だ。


「はぁ…戦闘能力は自信ないからやっぱり守りに専念した方がよかったかな?」


そう彼がつぶやいていると、茂みからガサガサッと音がした。


「誰だっ!」


そう言って見るとそこには少女がいた。一瞬目があったが、彼女はなにも言わずにまるで水紀に興味がないように引き返して行く。


「待てよ...!!」


水紀は逃げられないように結界をはる。そうすると少女はこちらを振り返り、


「...なんだ、人外だったの...?めんどくさい...」


戦闘を避けるような言い方が彼女の一言目だった。


「そっちこそ。で、誰なんだい?」

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