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幕間(I)

幕間は会話形式です。

ーー翌日、大学講義室にて。


「おーい!立花おっはにょんにょにょーん!」


「なにそれ馬鹿っぽい挨拶!けれど凡人がやればただのイタイ挨拶も、顔面偏差値最強クラスのあんたがやれば何の問題もないっていうのが凄いところだわ!…で?何でテンション吹っ切れてるの?」


「それがね!立花が言ってた幻月くんなんだけどね!良かったよ!少ししか話さなかったけれどリアリティあってイケメンだったし!物腰が柔らかくて紳士的だし!」


「なんかちょっと馬鹿っぽいコメントだけど。え?紳士?幻月くんが?どういうこと?」


「立花が冷酷だの何だの言うからどうなのかなー?って思ったけれど、まあ確かに側近の人には怖いことを言っていたけれど、私にはとっても優しかったよ!これがヒロイン補正というやつなのか…」


「いやいや、そんなわけあるまい!幻月くんは人を、プレイヤーをゴミとしか見てないって有名なのよ?そんな紳士とかジェントルとか紳士とか何それ?夢見たんじゃないの?」


「いやいや、動揺しすぎて同じことばっかり言ってるよ!本当に本当だって!私嘘ついたことないでしょ?」


「…まあそうだけど。じゃあ今やって見せてよ。そうしたら信じるわ」


「分かったよー。証明して見せるから見てて!」


アプリを起動……。


「あれ?画面が動かない。何でだろう?」


「え〜?ちょい待ち、私のでやってみるから」


「どう?」


「…あれ?珍しい。メンテナンス中って書いてある。今までこんなことなかったのに」


「…私のにはそんなこと書いてもないんだけど。真っ暗なまま」


「「………不思議だね」」


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