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王の独白



何の躊躇いもなく切られたそれに大きな虚無感や悲しみが私の胸をよぎった。やっと会うことのできた彼女はとても美しく、一目であの時の子であったことが分かった。私を見つめる純真無垢な瞳を、この私が見間違えるはずがないのだ。


彼女の顔に差し出そうと動いていた手が、行き場をなくしてしまう虚しさに、苦しさに、血が出るほど固く閉じられた。


「今日は満月か…」


光輝く月が恨めしい。


残念ながら時期ではなかった。しかし、彼女は私に興味を持ってくれた。その日まで興味関心を引き続ければ問題はない。次に会ったらもう二度と離さないと誓ったあの時から随分時間が経ってしまった。


貴女はいつも身軽に、羽のように何処かに飛んでいってしまう。だが、それももう終わる。終わらせる。


恨むだろうか?悲しむだろうか?罵倒されるだろうか?それ以上の感情をぶつけられるのだろうか?


「貴女になら、どんな感情でも心地が良い」


…そう、貴女になら。


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