4/18
恋愛ゲーム"あなたの幻月くん"(4)
「あー!疲れた〜」
大学から帰ってきて布団に突っ込んだ。この時間が至福なのだ。…が、今日は課題がある。大学のもあるが、友人のもあった。
私は仰向けになり、スマホの中のとあるアプリを見つめる。
「あ〜。やりたくないなあ。でもやらないとうるさいんだよなあ」
そう、友人から「今日は必ずあなたの幻月くんをすること!やってくれたら美味しいデザートを奢ってあげる!」と言われていたのだ。
「はいやります」
「即答!くっそー!早くこの方法でやれば良かったわ!」
と悔しがっていた友人であった。
しかし、今ひとつやる気が起きない。いや、やってはいけないという何かの予感を感じるのだ。自慢ではないが私の予感は外れたことがないのだ。人生が変わるような何か…、が絶対に起こるはず。
しばらく逡巡していたが、友人の期待を裏切るわけにはいかない。
「ええい!どうとでもなれ!」
…そうしてアプリを起動した私は、後に後悔するとかしないとか。