お人形遊び
■みぃた 妹、褐色肌の踊り子。マユラ、花風と共に音楽ユニット活動をしている。
■マユラ 黄色担当。歌い手の動画配信者。
■花風 青色担当。リードダンサー。
※ネイキッドスレイブを倒しました
※藁
動く案山子。
※ミニゴーレムを倒しました
※岩石
1メートルくらいの石のゴーレム。小さくても硬い。足が遅いので怖いことはないけどモンスターじゃない石と判別がつかないので驚かされる。
※イビルアイを倒しました
※呪いの瞳
コウモリの羽をはやしたちょっと大きめのソフトボールみたいな空飛ぶ目玉。夜に出てくるとビックリする。光矢を見ると目をつぶっちゃって動きがにぶる。
※ジャグラーパペットを倒しました
※パペット左足
※歯車
四本腕の魔導生物。ドロップアイテムでいろんな人形パーツが拾える。これを集めて人形の工房に持ち込めば魔導人形を作ってもらえるらしい。
なので今はジャグラーパペットをメインに狩ってる。
※ウッドゴーレムを倒しました
※硬木
大きな木のゴーレム。ミニゴーレムよりも機敏で危険度は高い。でも燃えるのでミニゴーレムよりも面倒じゃない。
※ハイウルフを倒しました
※ウルフ肉
※狼の毛皮
肉の供給モンスター。たまに毛皮。おっきなわんこみたいでちょっとかわいい。でも集団で行動するし動きが素早いので発見が遅れると痛いことになる。
始めは楽しかったパーツ集めも最後の1パーツが全然出ない状況になると笑えない精神状態になってくる。
「出ろー出ろー・・・違う!」
※ジャグラーパペットを倒しました
※ジャグラーパペットを倒しました
※パペット右腕
※パペット臀部
また出なかった。2個は出てるんだ。あと1個なんだ・・・!
うううはよ出ろー
「よしこい出なぁぁぁい」
※ジャグラーパペットを倒しました
※パペット胸部
あじゃぱー
すさんだ心は妹たちの動画が癒してくれる。
「はふぅ。ん、よし。ん、よし」
貯まったかな?よし。
充電したのでまだまだ戦えるぞ!
※ジャグラーパペットを倒しました
※ジャグラーパペットを倒しました
※パペット右手
※機械の心臓
出た!でた?でたああ!
「でたぁぁぁぁあ!やったー・・・」
おめでとうわたし
ありがとうわたし
つかれた
けどこれで全パーツが3個ずつ集まったのだ。
あとは人形専門の工房にお願いするだけである。
「えええ、すごいですね!極まれにしか出ない"機械の心臓"が3個も!これなら上級魔導人形が3体作れますよ!」
?
「3体作りますか?」
・・・
「まって。何が3体出来るって?」
「ですから、上級の魔導人形が3体」
「上級」
「です。パーツを全部集めたなら普通の魔導人形です。いわばこれが中級ですね。けど、足りない分を木材で加工したならその分の性能は低い物が出来ます。下級の人形になります」
なるほどー!
心臓集めなくても出来たのか。
何てコッタイ
いいけど。推しに貢ぐのも本望よ・・・(吐血
「まぁ、噂では錬金術で特級の魔導人形にすることも出来るらしいんですけどね。心臓のパーツをどうにかするらしいとしか・・・」
「へー」
さて!
こちらに完成した心臓パーツがあります(3分クッキング感
≪マギカ・ハーツ≫
精霊のチカラを内包した機械心臓
第四階梯までの魔導具を扱える
≪マギカ・ハーツ≫
精霊のチカラを内包した機械心臓
第三階梯までの魔導具を扱える
レテと弟にヒントを貰い、錬金術師に頼んでもらって出来たのがこれです。
第四~なのが精霊結晶(大)で、第三~なのが精霊結晶(中)を使ったものですね。
あって良かった精霊結晶
よし、準備はできた。
全パーツを人形工房に持ち込むのである。
ビックリ?それほどでもない。チョービックリ?ふふふもっとほめてもいいよ。え店用に一つ欲しい?ふざけんな発狂すんぞ。
ん?顔?顔を彫ってもいい?なるほど。
ちょうど『木工』あるのです。
いくつかの頭パーツを失敗で廃棄しつつ、出来たのは中学生くらいの美少女ドール三体。
名前
種族 特級魔導人形
・スキル
第壱階梯武装
第弐階梯武装
第三階梯武装
第四階梯武装
❲ ❳
・スキル
❲ ❳
・スキル
❲ ❳ ❲ ❳ ❲ ❳
この子が第四~でもう二体が第三~までだ。あとは同じ。
空きスキルには任意のスキルが入れられる。
きっとみぃたたちなら素敵な人形に仕上げてくれることだろう。とはいえ素のままでは球体関節人形なのでちょっと硬い木材で外装を整える。
これがバーニアで、これがショルダーガード、スカート、赤いツノ、ビーム射つかもしれないからヴェスバーも・・・と。
『みぃいるー?』
『シィ姉どうしたのー?』
『人形作ったからあげるよー』
『わーい?』
レテのスキルで即座にカイナ町だ。
他の二人もそろっていたらしく、いつもの公園・・・ではなく宿屋の部屋を指定された。最近はファンの追っかけもあるので外では気を使うらしい。
「にゃーっ!なにこれー!?すごーいっ」
「えええ?ロボットですの?」
「三倍・・・・・・!」
若干一名ツノの効果を知っているようだ。
「スキルを選んで入れられるみたいだから自分用の人形にしてあげてね。あと外部装甲のデザインも変えられるから言ってくれれば作るよー。色はどうしよっか。染料じゃ無理だろうから塗装屋さんかな?」
わいのわいのきゃいきゃいと人形に改装を施していく。
女の子たちとお人形遊び・・・ではなくプラモデルだけど。
できた人形の試運転がしたいと言うので人のいなさそうな所に行くことにした。
「トカゲおっきーぃ」
「あれ、サラマンダーではないかしら?」
「サラマンダーですね。うちのオオさんたちでは燃やされてしまいそうですよ」
「でもこの子たちもほとんどは木製なのよね・・・」
あれ、的の選択を誤ったかな。
まぁダメならしまって逃げよう。生物ではないからかアイテム欄に入れられるみたいだからね。
「なんとかなるよ!いけ、『紅猫』!」
「まったくみぃときたら・・・続きなさい『ロサフェティダ・ペルシアーナ』!」
「だめで元々ですよね・・・がんばりましょう『ケンプファー』!」
声をかけられた人形たちが武装を展開していく。
みぃたの子は元気に、マユラの子は優雅に、そして花風の子は堅実に戦闘を進めていく。
「く、厄介ですわね、ロサ、第三階梯!」
「あわせます、ケンプファー第三階梯を!」
「くーにゃんっ、みっつめ行ってみよー!」
スカートの2ヶ所がパカリと開いて回転筒が伸びる。
バララララララララララと轟音が鳴り響きサラマンダーはミンチになった。
「ふ~。か い か ん」
セーラー服着たマシンガンの人かな?
マシンガンではなくガトリングガンだったよね?各二門ずつ、計六門のガトリングを喰らってサラマンダーが消し飛んだんだけど。
かわいい少女が無表情にガトリング。
わーすごーい(語彙感
「あ、動かなくなっちゃった?」
「エネルギー切れですわね」
「MPを補充しなくちゃいけないそうです」
・・・外付けのMPカートリッジとか作ってみるかな。