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もう何もできないじゃ

作者: 朝焼 悠

今日は月が大きいなって

カーテンを引きながら気付いた

満月は今日なのかなって


色々あったな

色々あった

グダグダ言いたくないけれど

今日も


負けたくないな

今日まで

なにやって来たんだろう


そんないい加減に

過ごしながら来た毎日じゃ

ないはずなのに


見返すじゃないけど

少しずつ

重ねていく


何もできないを

痛感するために

ここまでやってきたわけじゃない

沢山の人に

迷惑をかけてきたわけじゃない


正直

頭の中はぐちゃぐちゃだし

まとまんないけど


それでも前とは

少し違うんだ


これまでだって

どうにかでも

やってきた


もう何も

できないわけじゃない


もうできたっていいんだ


僕だって

少しずつ前に進めているはず


もういいんだ

できない自分を着込まなくても


もちろんまだまだ

力不足な面ばかりだけど


それだけじゃ

もうなくなってきてるって

思ったって

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― 新着の感想 ―
[一言]  無力は重ねても「ゼロ」でも。  微力を重ねれば「イチ」にも「ヒャク」にもなる。  その差は大きいですね。
[良い点] >もうできたっていいんだ もうできたって言っていいんだ
[良い点] >見返すじゃないけど  少しずつ  重ねていく 少しずつ、っていうところが、「少しずつでもいいんだよ」と言っているように聞こえて好きです。 悠さんの詩から、いつも勇気とか自信とか安心と…
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