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第46話 回避不可能

「成る程な、まあ大体わかったぜ。」


 学校に着いたのでとりあえず切り上げる。…しかしどう考えても普通に住んでたらあるべき常識が欠け過ぎてる。自分と同じって考えてたけど、それにしてもこの欠け方はおかしいよなぁ…健斗についての謎が深まるばかりだ。


「それで、話についてはどうするんだ?言った通り昼休みは無理なんだ。」

「それなんだけどよ、この後すぐならいけるか?」


 まあ、多少時間はあるしそれが無難だよな。


「そうだな。じゃあ男子自由室でな。」

「よっし行くぞおらついて来い!」

「えっ?ちょ…」


 そう言うと健斗がすごい速さで行ってしまった。…校内を走るなとも言うべきだったか。


――――――――――――――――――――――――


 入った場所を聞いて、男子自由室の中に入った。中には当然健斗と…


「お、おはよー…」

「…あっ!おはようございます!」


 阿黒さんと山名さんが居た…???


 え!?なんでいるの!?いやまあ阿黒さんはクラスメイトだしまだわかるけど、山名さんは何で!?


 ドアを開けた所でしばらく固まって居たけど、やっと状況をとりあえず状況を呑み…込めては居ないけどとりあえず気まずい事間違いなしなのでドアを閉じて無かった事にしよう。


 そう思ってドアを静かに閉めようとするといつの間にか健斗が俺の腕を掴んでいた。


「どこ行く気だおい。」


 逃がしてはくれそうになかった。

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