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第44話 何だったんだか

「んでどうしたんだ急に?」


 とりあえず健斗が来た理由を問う他ない。


「それはなあ…」


 健斗は言い淀みながら妹の方を窺う。そんなに妹が居るのが気になる用件なのか…本当によくわからん。


「じゃあどっか食べにでも行って話すか。」


 そう適当に助け舟を用意しようとしたのだが。


「おにいが出かけるならついてくって約束。」


 そう言って妹に袖を掴まれる。健斗が1人のせいもあってかすっかり忘れていた。…でも行こうかって提案した時は行きたがらなかったのに…嫌われてるなら止めたりしないだろうから嫌われた訳じゃ無いのかな、多分。


「うーむ…」


 しかし困った。いや俺は困ってないけど、健斗どうすっかな。


「なあ健斗、明日学校でじゃ駄目なのか?」

「あ…あぁ!それで良いぞ!じゃあ明日な!」


 そう言って健斗は走って行った。何だったんだろうかあれは。まあそれは置いておいて、


「なあ舞奈、まだ夕飯の準備してないか?」

「…まだ。」

「ならどこか食べに行こうか。自分で提案して結構その気になっちゃった。」

「うん、行く。」


 健斗が来たおかげで妹と2人で外食に行くのだった。

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