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第4話 とりあえず進む

「これからどうしようか…」


 TCGを諦めない為にはどうすればいいのだろうか。ゲーム自体自分で作る…のは違うんだよなぁ。やっぱり自分は運営が想定してないようなコンボなシナジーを考えて、デッキを組むのが楽しいし、自分でカードを考えちゃったらそれはデザイナーズコンボでしか無くなっちゃうしな。


 それ以上の課題が対戦相手をどうやって探すかだ。対人ゲームである以上これはやっぱりどうやっても避けられない。完成度が高ければ人を集められるとかいう次元ですらないのだ。


 いままでTCGが作られてないのは、別に誰も考えなかったとは限らない。考慮した上で作るに値しなかったのかもしれない。実際の所は、ボードゲームですらろくに情報がないからわからないが。


 とりあえずは人を集めるにも最低限カード自体が無きゃ説明すらままならないからそこから手をつける事にした。それにあたって最大の問題があった。


 俺はパソコンを持ってなかった。


――――――――――――――――――――――――


 というわけで家電量販店に2()()で来ていた。


 いや1人で行こうとしたんだけど、玄関出る直前に妹に後ろから抱きついてまでされて止められた。振り向くと妹がめっちゃボロボロ泣きながら居なくならないでとか言ってくるの。そんなに思い詰めた顔してたのか昼の俺。で、妹頑張ってなだめて…ってのが昨日の話で今日は妹が行こうと思ったら既にスタンバってた。そこまでするか?


 まあそんなこんなでPC売り場まで来たんだが…


「いや、わからん。」


 PCにソフトが動けばいいや程度だった俺にとって、わかるのはグラフィックボードがのってるかどうかぐらいで他はさっぱりだ。


 仕方がないのでなんかおすすめって書いてあるやつを買う事にしよ…


「ちょっと待ってくださいお客様!」


…なんか全力で待ったをかける店員が来た。



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