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第42話 不和

はい、間に合わなかったです。もう1話更新します。

 次の日、俺はカードを作り直そうとしていた。このままのイラストがついてない上、枠の作りもアレではとても誰かに興味を持たせる事なんて出来ないと分かったからだ。


 しかし、元々自分1人でできる事は全部やったような作りだった以上、何か進展する訳でも無くただ無駄に時間を過ごしただけだった。


「おにい、ご飯。」


 朝からずっとPCに向かっていたのに何も進んでない現状に項垂れながら、夕飯をとりに向かうのだった。


「いただきます。」

「…」


 あの日から妹は生活に関わる事以外話しかけてくる事がなくなってしまった。このままじゃダメだと思って色々と話しかけては居るんだけど…


「えっと…今日もおいしいよ。」

「…」


「…どこか出かけようよ…そう、明日とか。」

「…いい。」


 結局今日も、何も変えられる事なく夕食を終えてしまうのだった。…今日は1日何も出来てないな…いや今日も、か。


 とはいえ自己嫌悪に陥ってる場合ではない。月曜には万野先生に頼んでいた事が始まるのだから。

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