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第38話 日常に戻る

今日は昨日と一昨日の分で3話だし…たいです。

 何事もなかったかのように日常は進む。昨日あれ以降何も話さなかった妹もいつも通り、俺もいつも通りを繕いながら学校への送迎を待つ。


「おはよう、健斗。」

「おうよ。」


 いつもと同じように健斗は先に乗っている。適当な挨拶をして車に乗り込む。昨日も乗ったその車が昨日の沈黙を引き継いだかのような静寂に包まれていた。


――――――――――――――――――――――――


 午前中の授業が終わり昼休み、昨日の事を知らないクラスを後にし男子自由室に行く。別に何があるわけではないんだけど、普段そうだったように向かった。


 当然自分しか居ない男子自由室の中で何をするでもなく虚空を見つめていた時、ドアがノックされた。


「失礼、ちょっと良いか城加君?」

「はい…」


 その声は万野先生か、適当な返事をして扉を開ける。


「えっと、どうかしましたか?」


 万野先生を部屋にあげる前に何事か問う。わざわざ俺を追ってきたのだろうか。教室には健斗がいるから普段なら離れる事は無いと思うのだが。


「まあちょっとな。座ってからで良いか?」

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