表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/57

閑話 Bクラスでの出来事 後編

一度だすのが遅れると途端に駄目になる質で申し訳ないです。今日はあと2話更新する予定です。

「へえ?何じゃあ私が悪いって言いたいの?」

「えっと…」

「ふーん…そうなんだ。」


――――――――――――――――――――――――


 放課後、帰る途中に5、6人に取り囲まれる。


「そうそう、私の大切な制服を汚したのにまだクリーニング代、まだ貰ってなかったわね。」


 そう言いながらそいつは、明らかに嗜虐的な笑みを浮かべる。


「私に楯突く馬鹿な女も、最近はめっきり消えたから、ちゃんと見せしめておかないとね。」


 それは、ここだけでは終わらない事を意味していた。


――――――――――――――――――――――――


 それからというもの、放課後にカツアゲと暴行、学校内でも嫌がらせを受ける毎日、周りのみんなは知らないふりをしてるし先生も取り合ってくれない。


 そんな中、クラスの前を男の子が通りがかる。それを見たそいつが良い事を思いついたかのように私に命令する。


「ねぇあんたさあ、そこの男子に話しかけてきなさいよ。理由?そうねぇ…ほら。」


 そう言って明らかに女物のハンカチをわたしてくる。


「それを落としたって渡してきなさいよ。…何してんのよ早く行きなさい。行かなかったらどうなるか分かってるわよね?」


 私に拒否権は無かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ