閑話 Bクラスでの出来事 後編
一度だすのが遅れると途端に駄目になる質で申し訳ないです。今日はあと2話更新する予定です。
「へえ?何じゃあ私が悪いって言いたいの?」
「えっと…」
「ふーん…そうなんだ。」
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放課後、帰る途中に5、6人に取り囲まれる。
「そうそう、私の大切な制服を汚したのにまだクリーニング代、まだ貰ってなかったわね。」
そう言いながらそいつは、明らかに嗜虐的な笑みを浮かべる。
「私に楯突く馬鹿な女も、最近はめっきり消えたから、ちゃんと見せしめておかないとね。」
それは、ここだけでは終わらない事を意味していた。
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それからというもの、放課後にカツアゲと暴行、学校内でも嫌がらせを受ける毎日、周りのみんなは知らないふりをしてるし先生も取り合ってくれない。
そんな中、クラスの前を男の子が通りがかる。それを見たそいつが良い事を思いついたかのように私に命令する。
「ねぇあんたさあ、そこの男子に話しかけてきなさいよ。理由?そうねぇ…ほら。」
そう言って明らかに女物のハンカチをわたしてくる。
「それを落としたって渡してきなさいよ。…何してんのよ早く行きなさい。行かなかったらどうなるか分かってるわよね?」
私に拒否権は無かった。




